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2021年3月 1日 (月)

先月観た映画 採点表(2021年2月)

「異端の鳥」(2019)ヴァーツラフ・マルホウル監督、チェコ・他 ★★★★☆
「ヒトラーの忘れもの」(2015)マーチン・サントフリート監督、デンマーク・独 ★★★★☆
「とうもろこしの島」(2014)ギオルギ・オヴァシュヴィリ監督、ジョージア・独・仏・他 ★★★★☆
「リチャード・ジュエル」(2019)クリント・イーストウッド監督、アメリカ ★★★★△
「運び屋」(2018)クリント・イーストウッド監督、アメリカ ★★★★△
「バルジ大作戦」(1965)ケン・アナキン監督、アメリカ ★★★★△
「激怒」(1936)フリッツ・ラング監督、アメリカ ★★★★
「空飛ぶタイヤ」(2018)本木克英監督、日本 ★★★★
「ロンドン、人生はじめます」(2017)ロバート・フェスティンガー監督、イギリス ★★★★
「戦略大作戦」(1970)ブライアン・G・ハットン監督、アメリカ ★★★★
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(2019)J・J・エイブラムス監督、アメリカ ★★★★
「カーマイン・ストリート・ギター」(2018)ロン・マン監督、カナダ ★★★★
「愛しき人生のつくりかた」(2015)ジャン=ポール・ルーヴ監督、フランス ★★★★▽
「危険がいっぱい」(1964)ルネ・クレマン監督、フランス ★★★★▽
「ゴースト・オブ・ミシシッピー」(1996)ロブ・ライナー監督、アメリカ ★★★☆
「殺し」(1962)ベルナルド・ベルトルッチ監督、イタリア ★★★

主演男優
 5 ペトル・コトラール「異端の鳥」
   ブレンダン・グリーソン「ロンドン、人生はじめます」
   クリント・イーストウッド「運び屋」
   長瀬智也「空飛ぶタイヤ」
 4 スペンサー・トレイシー「激怒」
   ポール・ウォルター・ハウザー「リチャード・ジュエル」
   クリント・イーストウッド「戦略大作戦」
   イリアス・サルマン「とうもろこしの島」
   
主演女優
 5 ダイアン・キートン「ロンドン、人生はじめます」
 4 アニー・コルディ「愛しき人生のつくりかた」

助演男優
 5 ロバート・ショウ「バルジ大作戦」
   ジェームズ・ウッズ「激怒」
   ドナルド・サザーランド「戦略大作戦」
   サム・ロックウェル「リチャード・ジュエル」
 4 ディーン・フジオカ「空飛ぶタイヤ」
   岸部一徳「空飛ぶタイヤ」
   テリー・サヴァラス「戦略大作戦」
   ヘンリー・フォンダ「バルジ大作戦」

助演女優
 4 ローラ・オルブライト「危険がいっぱい」
   キャシー・ベイツ「リチャード・ジュエル」

 

 

これから観たい&おすすめ映画・BD(21年3月)

【新作映画】公開日
2月19日
 「ある人質 生還までの398日」(ニールス・アンデン・オプレヴ監督、デンマーク・他)
 「あの頃。」(今泉力哉監督、日本)
2月20日
 「地球で最も安全な場所を探して」(エドガー・ハーゲン監督、スイス)
2月26日
 「MISS ミス・フランスになりたい!」(ルーベン・アウヴェス監督、フランス)
 「ステージ・マザー」(トム・フィッツジェラルド監督、カナダ)
 「ターコイズの空の下で」(KENTARO監督、日本・モンゴル・フランス)
 「カポネ」(ジョシュ・トランク監督、アメリカ・カナダ)
 「リーサル・ストーム」(マイケル・ボーリッシュ監督、アメリカ)
 「ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日」(ジル・ド・メストル監督、フランス)
 「レンブラントは誰の手に」(ウケ・ホーヘンダイク監督、オランダ)
 「プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険」(リノ・ディサルヴォ監督、仏・独)
 「あのこは貴族」(岨手由貴子監督、日本)
2月27日
 「夏時間」(ユン・ダンピ監督、韓国)
 「DAU、ナターシャ」(イリヤ・フルジャノフスキー監督、独・ウクライナ・英・露)
3月5日
 「ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実」(トッド・ロビンソン監督、アメリカ)
 「野球少女」(チェ・ユンテ監督、韓国)
 「ラーヤと龍の王国」(ドン・ホール、他、監督、アメリカ)
 「太陽は動かない」(羽住英一郎監督、日本)
3月12日
 「ワン・モア・ライフ!」(ダニエーレ・ルケッティ監督、イタリア)
 「アウトポスト」(ロッド・ルーリー監督、アメリカ)、アメリカ)
 「フィールズ・グッド・マン」(アーサー・ジョーンズ監督、アメリカ)
3月19日
 「ミナリ」(リー・アイザック・チョン監督、アメリカ)
 「クィーンズ・オブ・フィールド」(モハメド・ハムディ監督、フランス)
 「奥さまは、取り扱い注意」(佐藤東弥監督、日本)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
3月3日
 「おもかげ」(ロドリゴ・ソロゴイェン監督、スペイン・フランス)
 「薬の神じゃない」(ウェン・ムーイエ監督、中国)
 「グッバイ・リチャード!」(ウェイン・ロバーツ監督、アメリカ)
 「剣の舞 我が心の旋律」(ユスプ・ラジコフ監督、ロシア・アルメニア)
 「窮鼠はチーズの夢を見る」(行定勲監督、日本)
 「スパイの妻」(黒沢清監督、日本)
 「星の子」(大森立嗣監督、日本)
 「タレンタイム~優しい歌」(ヤスミン・アフマド監督、マレーシア)
 「バクラウ 地図から消された村」(クレーベル・メンドンサ・フィーリョ、他、監督、ブラジル・仏)
 「ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者」(クリス・ベコパー監督、米・豪)
3月5日
 「ハニーランド 永遠の谷」(リューボ・ステファノフ監督、北マケドニア)
 「異端の鳥」(ヴァーツラフ・マルホウル監督、チェコスロヴァキア・ウクライナ)
3月7日
 「サウナのあるところ」(ヨーナス・バリヘル、他、監督、フィンランド)
3月10日
 「海辺の映画館 キネマの玉手箱」(大林亘彦監督、日本)
 「弱虫ペダル」(三木康一郎監督、日本)
3月12日
 「マティアス&マキシム」(グザヴィエ・ドラン監督、カナダ)
 「生きちゃった」(石井裕也監督、日本)
 「米国が最も恐れた男 カメジロー 不屈の生涯」(佐古忠彦監督、日本)
3月17日
 「ようこそ映画音響の世界へ」(ミッジ・コスティン監督、アメリカ)
 「浅田家!」(中野量太監督、日本)
 「ビューティフル・ドリーマー」(本広克行監督、日本)
3月19日
 「魔女がいっぱい」(ロバート・ゼメキス監督、アメリカ)
3月24日
 「博士と狂人」(P.B.シェムラン監督、英・仏・アイルランド・アイスランド)
 「朝が来る」(河瀨直美監督、日本)
「ドクター・デスの遺産—BLACK FILE-」(深川栄洋監督、日本)
3月26日
 「喜劇 愛妻物語」(安達紳監督、日本)
3月31日
 「人数の町」(荒木伸二監督、日本)
4月2日
 「サンダーロード」(ジム・カミングス監督、アメリカ)
 「スタートアップ!」(チェ・ジョンヨル監督、韓国)
 「ストックホルム・ケース」(ロバート・パドロー監督、カナダ・スウェーデン)
 「82年生まれ、キム・ジヨン」(キム・ドヨン監督、韓国)
 「パピチャ 未来へのランウェイ」(ムニア・メドゥール監督、フランス・アルジェリア・他)
 「ぶあいそうな手紙」(アナ・ルイーザ・アゼヴェード監督、ブラジル)
 「マルモイ ことばあつめ」(オム・ユナ監督、韓国)
 「みをつくし料理帖」(角川春樹監督、日本)
4月7日
 「行き止まりの世界に生まれて」(ビン・リュー監督、アメリカ)
 「mid90sミッドナインティーズ」(ジョナ・ヒル監督、米)

【旧作DVD・BD】発売日
2月25日
 「G.W.パプスト」(1930~31、G.W.パプスト監督、ドイツ)
  収録作品:「西部戦線一九一八年」「三文オペラ」「炭鉱」
3月3日
 「パリは燃えているか」(1966、ルネ・クレマン監督、アメリカ・フランス)
3月26日
 「エリック・ロメール Blu-ray BOX」(1959~68、エリック・ロメール監督、フランス)
  収録作品:「獅子座」「モンソーのパン屋の女の子」「シュザンヌの遍歴」「モード家の一夜」
 「無法松の一生」(1943、稲垣浩監督、日本)阪妻版
3月31日
 「白いリボン」(2009、ミヒャエル・ハネケ監督、オーストリア・仏・伊)
4月2日
 「リバティ・バランスを撃った男」(1962、ジョン・フォード監督、アメリカ)

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

2021年2月 2日 (火)

先月観た映画 採点表(2021年1月)

「終身犯」(1962)ジョン・フランケンハイマー監督、アメリカ ★★★★★
「ヨーロッパ一九五一年」(1952)ロベルト・ロッセリーニ監督、イタリア ★★★★★
「裁きは終りぬ」(1950)アンドレ・カイヤット監督、フランス ★★★★☆
「バルーン 奇跡の脱出飛行」(2018)ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ監督、ドイツ ★★★★☆
「Away」(2019)ギンツ・ジルバロディス監督、ラトビア ★★★★☆
「カビリア」(1914)ジョヴァンニ・パストローネ監督、イタリア ★★★★☆
「ローマ11時」(1952)ジュゼッペ・デ・サンティス監督、イタリア ★★★★△
「無法者の掟」(1948)ピエトロ・ジェルミ監督、イタリア ★★★★△
「婦人代議士アンジェリーナ」(1947)ルイジ・ザンパ監督、イタリア ★★★★△
「アモーレ」(1948)ロベルト・ロッセリーニ監督、イタリア ★★★★△
「街は自衛する」(1951)ピエトロ・ジェルミ監督、イタリア ★★★★△
「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」(2017)滝田洋二郎監督、日本 ★★★★
「国際諜報局」(1964)シドニー・J・フューリー監督、イギリス ★★★★
「幼な子われらに生まれ」(2017)三島有紀子監督、日本 ★★★★
「鞄を持った女」(1961)ヴァレリオ・ズルリーニ監督、イタリア ★★★★
「チェイサー」(1978)ジョルジュ・ロートネル監督、フランス ★★★★
「警官と泥棒」(1951)マリオ・モニチェリ、ステーノ監督、イタリア ★★★★
「山椒大夫」(1954)溝口健二監督、日本 ★★★★
「ピュア」(2002)ギリーズ・マッキノン監督、イギリス ★★★★▽
「フェアウェル」(2019)ルル・ワン監督、アメリカ ★★★★▽
「皆殺しのバラード」(1966)ドニス・ド・ラ・パトリエール監督、仏・西独・伊 ★★★★▽
「明日では遅すぎる」(1950)レオニード・モギー監督、イタリア ★★★☆
「赤い服の女」(1947)ルイ・キュニイ監督、フランス ★★★☆

 

主演男優
 5 バート・ランカスター「終身犯」
   ジャン・ギャバン「皆殺しのバラード」
   西島秀俊「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」
   アルド・ファブリッツィ「警官と泥棒」
   トト「警官と泥棒」
   マッシモ・ジロッティ「無法者の掟」
   マイケル・ケイン「国際諜報局」
   浅野忠信「幼な子われらに生まれ」
   ハリー・イーデン「ピュア」
 4 ジャック・ペラン「鞄を持った女」
   二宮和也「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」
   フリードリヒ・ミュッケ「バルーン 奇跡の脱出飛行」
   アラン・ドロン「チェイサー」

 

主演女優
 5 アンナ・マニヤーニ「アモーレ」
   イングリッド・バーグマン「ヨーロッパ一九五一年」
   クラウディア・カルディナーレ「鞄を持った女」
   アンナ・マニヤーニ「婦人代議士アンジェリーナ」

 

助演男優
 5 トーマス・クレッチマン「バルーン 奇跡の脱出飛行」
   竹野内豊「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」
   クラウス・キンスキー「チェイサー」
 4 カール・マルデン「終身犯」
   シャルル・ヴァネル「無法者の掟」
   ミシェル・オーモン「チェイサー」
   ジャン・ブイーズ「チェイサー」

 

助演女優
 4 モリー・パーカー「ピュア」

 

 

2021年1月29日 (金)

ゴブリンのこれがおすすめ 56 イタリア映画

「カビリア」(1914)ジョヴァンニ・パストローネ監督
「1860年」(1933) アレッサンドロ・ブラゼッティ監督
「雲の中の散歩」(1942) アレッサンドロ・ブラゼッティ監督
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1942) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「無防備都市」(1945) ロベルト・ロッセリーニ監督
「戦火のかなた」(1946) ロベルト・ロッセリーニ監督
「平和に生きる」(1946) ルイジ・ザンパ監督
「自転車泥棒」(1948) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「婦人代議士アンジェリーナ」(1947)ルイジ・ザンパ監督
「アモーレ」(1948)ロベルト・ロッセリーニ監督
「ドイツ零年」(1948) ロベルト・ロッセリーニ監督
「にがい米」(1948) ジョゼッペ・デ・サンティス監督
「無法者の掟」(1948)ピエトロ・ジェルミ監督
「揺れる大地」(1948) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「ポー河の水車小屋」(1949)アルベルト・ラトゥアーダ監督
「越境者」(1950)ピエトロ・ジェルミ監督
「オリーヴの下に平和はない」(1950)ジュゼッペ・デ・サンティス監督
「ウンベルトD」(1951) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「警官と泥棒」(1951)マリオ・モニチェリ&ステーノ監督
「ベリッシマ」(1951) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「街は自衛する」(1951)ピエトロ・ジェルミ監督
「二ペンスの希望」(1952) レナート・カスティラーニ監督
「ヨーロッパ一九五一年」(1952)ロベルト・ロッセリーニ監督
「ローマ11時」(1952)ジュゼッペ・デ・サンティス監督
「青春群像」(1953)フェデリコ・フェリーニ監督
「終着駅」(1953)ヴィットリオ・デ・シーカ監督、アメリカ・イタリア
「道」(1954) フェデリコ・フェリーニ監督
「カビリアの夜」(1956) フェデリコ・フェリーニ監督
「鉄道員」(1956) ピエトロ・ジェルミ監督
「屋根」(1957) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「わらの男」(1958) ピエトロ・ジェルミ監督
「甘い生活」(1959) フェデリコ・フェリーニ監督
「刑事」(1959) ピエトロ・ジェルミ監督
「激しい季節」(1959) ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「汚れなき抱擁」(1960) マウロ・ボロニーニ監督
「情事」(1960) ミケランジェロ・アントニオーニ監督
「ふたりの女」(1960) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「若者のすべて」(1960) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「鞄を持った女」(1961)ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「夜」(1961) ミケランジェロ・アントニオーニ監督
「アルトナ」(1962) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「太陽はひとりぼっち」(1962) ミケランジェロ・アントニオーニ監督
「マンマ・ローマ」(1962) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「シシリーの黒い霧」(1962) フランチェスコ・ロージ監督
「81/2」(1963) フェデリコ・フェリーニ監督
「ブーベの恋人」(1963) ルイジ・コメンチーニ監督
「山猫」(1963) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「赤い砂漠」(1964) ミケランジェロ・アントニオーニ監督
「家族日誌」(1964) ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「黄金の七人」(1965)マルコ・ヴィカリオ監督
「悲しみは星影と共に」(1965)ネロ・リージ監督
「国境は燃えている」(1965) ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「真実の瞬間」(1965) フランチェスコ・ロージ監督
「魂のジュリエッタ」(1965) フェデリコ・フェリーニ監督
「夕陽のガンマン」(1965) セルジオ・レオーネ監督
「アルジェの戦い」(1966) ジッロ・ポンテコルヴォ監督
「イタリヤ式奇跡」(1967) フランチェスコ・ロージ監督
「ウエスタン」(1968)セルジオ・レオーネ監督、イタリア・アメリカ
「裏切りの荒野」(1968)ルイジ・バッツォーニ監督
「殺しが静かにやって来る」(1968)セルジオ・コルブッチ監督、伊・仏
「激しい季節」(1969) ヴァレリオ・ズルリーニ監督
「アポロンの地獄(1967) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「真実の瞬間」(1965) フランチェスコ・ロージ監督
「異邦人」(1968) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「裏切りの荒野」(1968) ルイジ・バッツオーニ監督
「テオレマ」(1968) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「マフィア」(1968) ダミアノ・ダミアニ監督
「王女メディア」(1969) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「哀しみのトリスターナ」(1969) ルイス・ブニュエル監督、伊・仏・スペイン
「地獄におちた勇者ども」(1969) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「豚小屋」(1969) ピエル・パオロ・パゾリーニ監督
「暗殺のオペラ」(1970) ベルナルド・ベルトルッチ監督
「暗殺の森」(1970) ベルナルド・ベルトルッチ監督
「警視の告白」(1970) ダミアノ・アミアニ監督
「死刑台のメロディ」(1970) ジュリアーノ・モンタルド監督
「ひまわり」(1970) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「悲しみの青春」(1971) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「ベニスに死す」(1971) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「黒い砂漠」(1972) フランチェスコ・ロージ監督
「フェリーニのローマ」(1972) フェデリコ・フェリーニ監督
「ルードウィヒ/神々の黄昏」(1972) ルキノ・ヴィスコンティ監督、伊・西独・仏
「コーザ・ノストラ」(1973) フランチェスコ・ロージ監督
「アマルコルド」(1974) フェデリコ・フェリーニ監督
「家族の肖像」(1974) ルキノ・ヴィスコンティ監督
「1900年」(1976) ベルナルド・ベルトルッチ監督
「ローマに散る」(1976) フランチェスコ・ロージ監督
「父パードレ・パドローネ」(1977) ヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ監督
「木靴の木」(1978) エルマンノ・オルミ監督
「エボリ」(1979) フランチェスコ・ロージ監督
「サン・ロレンツォの夜」(1982) ヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ監督
「ノスタルジア」(1983) アンドレイ・タルコフスキー監督、イタリア・ソ連
「カオス・シチリア物語」(1984) ヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ監督
「ル・バル」(1984) エットーレ・スコラ監督
「ジンジャーとフレッド」(1985) フェデリコ・フェリーニ監督
「グッドモーニング・バビロン」(1987) ヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ監督
「黒い瞳」(1987) ニキータ・ミハルコフ監督
「予告された殺人の記録」(1987) フランチェスコ・ロージ監督、イタリア・フランス
「ラストエンペラー」(1987) ベルナルド・ベルトルッチ監督
「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989) ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「記憶の扉」(1994) ジュゼッペ・トルナトーレ監督、仏・伊
「イル・ポスティーノ」(1995) マイケル・ラドフォード監督
「明日を夢見て」(1995)  ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「踊れトスカーナ!」(1996) レオナルド・ピエラチョーニ監督
「遥かなる帰郷」(1996)  フランチェスコ・ロージ監督
「海の上のピアニスト」(1999) ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「SUPER8」(2001) エミール・クストリッツァ監督、イタリア・ドイツ
「永遠のマリア・カラス」(2002) フランコ・ゼフィレッリ監督
「題名のない子守唄」(2006) ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「人生、ここにあり!」(2008) ジュリオ・マンフレドニア監督
「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」(2012) マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督
「鑑定士と顔のない依頼人」(2013) ジュゼッペ・トルナトーレ監督
「はじまりは5つ星ホテルから」(2013) マリア・ソーレ・トニャッツィ監督
「黒の魂」(2014)フランチェスコ・ムンズィ監督、イタリア・フランス

 

 僕が映画を観始めたのは70年代初め。まだ高校生で田舎に住んでいたので、映画はほとんどテレビで観ていた。当時テレビで放送されていた映画は40年代から60年代の作品が中心だった。圧倒的に多かったのは言うまでもなくアメリカ映画だが、それに次いで多かったのはフランス映画とイタリア映画、そしてイギリス映画。他にポーランド映画やスウェーデン映画がちらほら。日本映画も時代劇を除けばほとんど観られなかった。黒澤明も、小津安二郎も、溝口健二も、木下恵介も、今井正も、成瀬巳喜男も東京に出てきてから銀座の並木座や池袋の文芸座や京橋の国立フィルムセンターなどに通い詰めて観たのである。

 今から思えば相当に偏っていた。米・仏・伊・英、以外の映画がどっと公開されるようになったのは80年代に入ってからだ。このように、当時イタリアといえば映画大国だった。ルキノ・ヴィスコンティ、フェデリコ・フェリーニ、ヴィットリオ・デ・シーカ、ピエトロ・ジェルミ、等々。映画史上の名作をテレビで何本も観たものだ。他にもマカロニ・ウエスタンが大量にテレビで放映されていた。高校生の頃はジュリアーノ・ジェンマが大好きだった。

 東京の大学に入ってからは、アレッサンドロ・ブラゼッティ、ロベルト・ロッセリーニ、ルイジ・ザンパ、ジュゼッペ・デ・サンティス、レナート・カスティラーニ、ヴァレリオ・ズルリーニなども観られるようになった。テレビではあまり放映されなかったミケランジェロ・アントニオーニやピエル・パオロ・パゾリーニ、ベルナルド・ベルトルッチ、フランチェスコ・ロージ作品などは、映画館や自主上映館で上映されれば逃さず観に行ったものだ。

 しかしフランス映画と肩を並べていたイタリア映画も70年代に入ると目に見えて勢いが衰えてきた。60年代までは巨匠がひしめいていたのに、70年代以降はすぐれた監督がぽつりぽつりとしか現れなくなった。70年代はまだヴィットリオ・デ・シーカ、ルキノ・ヴィスコンティ、フランチェスコ・ロージ、フェデリコ・フェリーニなどの巨匠がかろうじて活躍していたが、80年代に入るとヴィットリオ&パオロ・タヴィアーニ兄弟、90年代はジュゼッペ・トルナトーレが活躍したくらいだ。2000年代に入るとその深刻さはさらに深まるばかり。傑作と呼べる作品に出合わなくなって久しい。

 イタリア映画はなぜこうも衰退してしまったのか。はっきりしたことは分からない。そのあたりの事情を分析・解説した書籍や記事に出会ったことはない。イタリア文化会館と朝日新聞社主催のイタリア映画祭が毎年開催されてはいるが、これといって話題になったりヒットしたりしたものはほとんどない。今度こそはと期待して観るが結局がっかりする、2000年以降はそんなことの繰り返しだ。映画史上の名作を数多く生み出してきた国だけに、そんな現状が残念でならない。

 最近はむしろ30年代から60年代の古典を集中的に観ている。「超豪華廉価版BOXシリーズ 買わなきゃ損」という記事で書いたが、10枚組で1900円以下という超お得なDVDセットが今出ている。イタリア映画関連では、「イタリア映画コレクション 越境者」、「イタリア映画コレクション ミラノの奇蹟」、「イタリア映画コレクション 2ペンスの希望」、「イタリア映画 3大巨匠名作集」の4セットを入手。この間せっせと観ている。イタリア映画の代表作はほとんど観つくしたと思っていたが、とんでもない。60年代までのイタリア映画の充実ぶり、層の厚さは想像以上だった。存在すら知らなかった作品が多数収録されている上に、観てはいたがDVDが入手困難だったものが1枚200円以下で手に入る。しかもリマスターされていて画質が鮮明だ。未見の作品は全部観たいし、久しぶりに観直したい名作もたくさんある。まだ数か月は黄金時代のイタリア映画に浸っていられる。イタリア映画に活気が戻ることを期待しながら、当面はこれで我慢しよう。

 

これから観たい&おすすめ映画・BD(21年2月)

【新作映画】公開日
1月15日
 「パリの調香師 しあわせの香りを探して」(グレゴリー・マーニュ監督、フランス)
1月16日
 「ジャスト6.5 闘いの証」(サイード・ルスタイ監督、イラン)
1月22日
 「どん底作家の人生に幸あれ!」(アーマンド・イアヌッチ監督、イギリス・アメリカ)
 「天空の結婚式」(アレッサンドロ・ジェノヴェージ監督、イタリア)
 「羊飼いと風船」(ペマ・ツェテン監督、中国)
 「KCIA 南山の部長たち」(ウ・ミンホ監督、韓国)
1月29日
 「わたしの叔父さん」(フラレ・ピーダセン監督、デンマーク)
 「花束みたいな恋をした」(土井裕泰監督、日本)
 「心の傷を癒すということ≪劇場版≫ 」(安達もじり監督、日本)
 「天国に違いない」(エリア・スレイマン監督、仏・カタール・独・トルコ・パレスチナ)
 「ヤクザと家族 The Family」(藤井道人監督、日本)
1月30日
 「シャドー・ビジネス 武器ビジネスの闇」(ヨハン・グリモンブレ監督、米・ベルギー・デンマーク
2月6日
 「モルエラニの霧の中」(坪川拓史監督、日本)
2月11日
 「ファーストラヴ」(堤幸彦監督、日本)
 「すばらしき世界」(西川美和監督、日本)
 「マーメイド・イン・パリ」(マチアス・マルジウ監督、フランス)
 「春江水暖~しゅんこうすいだん」(グー・シャオガン監督、中国)
2月12日
 「私は確信する」(アントワーヌ・ランボー監督、フランス・ベルギー)
 「秘密への招待状」(バート・フレインドリッチ監督、アメリカ)
2月13日
 「けったいな町医者」(毛利安孝監督、日本)
2月19日
 「世界で一番しあわせな食堂」(ミカ・カウリスマキ監督、フィンランド・英・中国)
 「ベイビーティース」(シャノン・マーフィ監督、オーストラリア)
 「夏への扉 キミのいる未来へ」(三木孝浩監督、日本)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
2月3日
 「グッド・ワイフ」(アレハンドラ・マルケス・アベヤ監督、メキシコ)
 「ヒットマン エージェント:ジュン」(チェ・ウォンソプ監督、韓国)
 「ポルトガル、夏の終わり」(アイラ・サックス監督、フランス・ポルトガル)
 「マイ・バッハ 不屈のピアニスト」(マウロ・リマ監督、ブラジル)
 「宇宙でいちばんあかるい屋根」(藤井道人監督、日本)
 「ソワレ」(外山文治監督、日本)
 「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」(キム・スンウ監督、韓国)
 「シチリアーノ 裏切りの美学」(マルコ・ベロッキオ監督、伊・仏・ブラジル・独)
2月5日
 「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」(ジョー・タルボット監督、米)
2月12日
 「スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話」(エリック・トレダノ監督、仏)
2月17日
 「ペイン・アンド・グローリー」(ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)
2月24日
 「世宗大王 星を追う者たち」(ホ・ジノ監督、韓国)
2月26日
 「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」(アレクセイ・ゲルマンJr監督、ロシア)
 「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」(オリヴィア・ワイルド監督、米)
3月3日
 「おもかげ」(ロドリゴ・ソロゴイェン監督、スペイン・フランス)
 「薬の神じゃない」(ウェン・ムーイエ監督、中国)
 「グッバイ・リチャード!」(ウェイン・ロバーツ監督、アメリカ)
 「剣の舞 我が心の旋律」(ユスプ・ラジコフ監督、ロシア・アルメニア)
 「窮鼠はチーズの夢を見る」(行定勲監督、日本)
 「スパイの妻」(黒沢清監督、日本)
 「星の子」(大森立嗣監督、日本)
3月5日
 「ハニーランド 永遠の谷」(リューボ・ステファノフ監督、北マケドニア)
3月7日
 「サウナのあるところ」(ヨーナス・バリヘル、他、監督、フィンランド)
3月10日
 「海辺の映画館 キネマの玉手箱」(大林亘彦監督、日本)
 「弱虫ペダル」(三木康一郎監督、日本)
3月12日
 「マティアス&マキシム」(グザヴィエ・ドラン監督、カナダ)
 「生きちゃった」(石井裕也監督、日本)
3月17日
 「ようこそ映画音響の世界へ」(ミッジ・コスティン監督、アメリカ)
 「浅田家!」(中野量太監督、日本)

【旧作DVD・BD】発売日
1月29日
 「赤と黒」(1954、クロード・オータン・ララ監督、フランス)
2月17日
 「ペドロ・アルモドバル Blu-ray BOX」(87~99、ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)
  収録作品「神経衰弱ぎりぎりの女たち」「オール・アバウト・マイ・マザー」「アタメ」「キカ」

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

2021年1月 1日 (金)

2020年に観た映画 マイ・ベスト100

【新作 マイ・ベスト35】
「家族を想うとき」(2019)ケン・ローチ監督、イギリス・フランス・ベルギー ★★★★★
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(2019)片渕須直監督、日本 ★★★★★
「1917 命をかけた伝令」(2019)サム・メンデス監督、イギリス・アメリカ ★★★★★
「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」(2018)ニルス・タヴェルニエ監督、フランス ★★★★☆
「娘は戦場で生まれた」(2019)ワアド・アル=カティーブ、エドワード・ワッツ監督、英・シリア ★★★★☆
「オフィシャル・シークレット」(2018)ギャヴィン・フッド監督、イギリス ★★★★☆
「ブラック・クランズマン」(2018)スパイク・リー監督、アメリカ ★★★★☆
「人生タクシー」(2015)ジャファル・パナヒ監督、イラン ★★★★☆
「1987、ある闘いの真実」(2017)チャン・ジュナン監督、韓国 ★★★★☆
「パラサイト 半地下の家族」(2019)ポン・ジュノ監督、韓国 ★★★★☆
「ブレッドウィナー」(2017)ノラ・トゥーミー監督、アイルランド・カナダ・ルクセンブルク ★★★★☆
「アヴリルと奇妙な世界」(2015)クリスティアン・デマール、他監督、仏・ベルギー・加 ★★★★☆
「ホテル・ムンバイ」(2018)アンソニー・マラス監督、オーストラリア・米・インド ★★★★△
「ベトナムを懐う」(2017)グエン・クワン・ユン監督、ベトナム ★★★★△
「リメンバー・ミー」(2017)リー・アンクリッチ監督、アメリカ ★★★★△
「マルリナの明日」(2017)モーリー・スルヤ監督、インドネシア・仏・マレーシア・タイ★★★★△
「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」(2019)タイラー・ニルソン、マイケル・シュワルツ監督、米 ★★★★△
「フィッシャーマンズ・ソング」(2019)クリス・フォギン監督、イギリス ★★★★△
「マイ・ブックショップ」(2018)イサベル・コイシェ監督、スペイン・英・独 ★★★★△
「半世界」(2018)坂本順治監督、日本 ★★★★△
「ガーンジー島の読書会の秘密」(2018)マイク・ニューウェル監督、仏・英★★★★△
「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」(2018)山田洋次監督、日本 ★★★★
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019)クエンティン・タランティーノ監督、米 ★★★★
「記憶にございません!」(2019)三谷幸喜監督、日本 ★★★★
「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」(2016)ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、米 ★★★★
「ペンギン・ハイウェイ」(2018)石田祐康監督、日本 ★★★★
「夜明け告げるルーのうた」(2017)湯浅政明監督、日本 ★★★★
「ウイスキーと2人の花嫁」(2016)ギリーズ・マッキノン監督、イギリス ★★★★
「The Crossing -ザ・クロッシング- Part II」(2015)ジョン・ウー監督、中国 ★★★★
「イエスタデイ」(2019)ダニー・ボイル監督、イギリス ★★★★
「ファヒム パリが見た奇跡」(2019)ピエール=フランソワ・マルタン=ラヴァル、仏 ★★★★
「ミッドナイト・ランナー」(2017)キム・ジュファン監督、韓国 ★★★★
「パブリック 図書館の奇跡」(2018)エミリオ・エステヴェス監督、アメリカ ★★★★
「鵞鳥湖の夜」(2019)ディアオ・イーナン監督、中国・フランス ★★★★
「ウルフウォーカー」(2020)トム・ムーア、ロス・スチュワート監督、アイルランド・他 ★★★★
次点「男はつらいよ お帰り寅さん」(2019)山田洋次監督、日本 ★★★★

 

【旧作 マイ・ベスト65】
「街の灯」(1931)チャールズ・チャップリン監督、アメリカ ★★★★★
「炎/628」(1985)エレム・クリモフ監督、ソ連 ★★★★★
「残菊物語」(1939)溝口健二監督、日本 ★★★★★
「八月の鯨」(1987)リンゼイ・アンダーソン監督、アメリカ ★★★★★
「喜びも悲しみも幾歳月」(1957)木下恵介監督、日本 ★★★★★
「アマデウス」(1984)ミロス・フォアマン監督、アメリカ ★★★★★
「海の上のピアニスト」(1999)ジュゼッペ・トルナトーレ監督、イタリア・アメリカ ★★★★★
「コールド・フィーバー」(1995)フリドリック・トール・フリドリクソン監督、アイスランド・米 ★★★★☆
「また逢う日まで」(1950、今井正監督、日本)★★★★☆
「SOSタイタニック」(1958)ロイ・ウォード・ベイカー監督、イギリス ★★★★☆
「タッチ・オブ・スパイス」(2003)タソス・ブルメティス監督、ギリシャ・トルコ ★★★★☆
「越境者」(1950)ピエトロ・ジェルミ監督、イタリア ★★★★☆
「国境は燃えている」(1965)ヴァレリオ・ズルリーニ監督、イタリア ★★★★☆
「阿修羅のごとく」(2003)森田芳光監督、日本 ★★★★☆
「キューポラのある街」(1962)浦山桐郎監督、日本 ★★★★☆
「太白山脈」(1994)イム・グォンテク監督、韓国 ★★★★☆
「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」(2014)トム・ムーア監督、アイルランド・仏・他 ★★★★☆
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花特別編」(1997)山田洋次監督、日本 ★★★★☆
「あなた、その川を渡らないで」(2014)チン・モヨン監督 韓国 ★★★★☆▽
「キリクと魔女」(1990)ミッシェル・オスロ監督、フランス ★★★★△
「ポー河の水車小屋」(1949)アルベルト・ラトゥアーダ監督、イタリア ★★★★△
「1860年」(1933) アレッサンドロ・ブラゼッティ監督 イタリア ★★★★△
「オリーヴの下に平和はない」(1950)ジュゼッペ・デ・サンティス監督 イタリア ★★★★△
「らくだの涙」(2003)ビャンバスレン・ダヴァー、ルイジ・ファロルニ監督、ドイツ ★★★★△
「わが故郷の歌」(2002)バフマン・ゴバディ監督、イラン ★★★★△
「ウエスタン」(1968)セルジオ・レオーネ監督、イタリア・アメリカ ★★★★△
「アンタッチャブル」(1987)ブライアン・デ・パルマ監督、アメリカ ★★★★△
「裸の町」(1948)ジュールス・ダッシン監督、アメリカ ★★★★△
「らせん階段」(1945)ロバート・シオドマク監督、アメリカ ★★★★△
「明日へ」(2014)プ・ジヨン監督、韓国 ★★★★△
「羅生門」(1950)黒澤明監督、日本★★★★△
「お父さんと伊藤さん」(2016)タナダユキ監督、日本 ★★★★△
「祝祭」(1996)イム・グォンテク監督、韓国 ★★★★△
「ミルドレッド・ピーアース」(1945)マイケル・カーティス監督、アメリカ ★★★★△
「東京家族」(2012)山田洋次監督、日本 ★★★★△
「男はつらいよ 寅次郎紅の花」(1995)山田洋次監督、日本 ★★★★△
「男はつらいよ 知床慕情」(1987)山田洋次監督、日本 ★★★★△
「夜空の大空港」(1966)ウィリアム・グレアム監督、アメリカ★★★★△
「シマロン」(1931)ウェズリー・ラッグルス監督、アメリカ ★★★★△
「暗殺」(1964)篠田正浩監督、日本 ★★★★△
「最愛の子」(2014)ピーター・チャン監督、中国・香港 ★★★★△
「雨に唄えば」(1952)タンリー・ドーネン、ジーン・ケリー監督、アメリカ ★★★★△
「アカシアの通る道」(2011)パブロ・ジョルジェッリ監督、アルゼンチン・スペイン ★★★★△
「ある取り調べ」(2015)村橋明郎監督、日本 ★★★★△
「七小福」(1988)アレックス・ロウ監督、香港 ★★★★
「ディア・ブラザー」(2010、トニー・ゴールドウィン監督、アメリカ)★★★★
「リラの門」(1957、ルネ・クレール監督、フランス)★★★★
「緋色の街/スカーレット・ストリート」(1945)フリッツ・ラング監督、アメリカ ★★★★
「三人の妻への手紙」(1949)ジョセフ・L・マンキウィッツ監督、アメリカ ★★★★
「巴里祭」(1932)ルネ・クレール監督、フランス ★★★★
「都会の牙」(1950)ルドルフ・マテ監督、アメリカ ★★★★
「見えない目撃者」(2015、アン・サンフン監督、中国)★★★★
「吾輩は猫である」(1975)市川崑監督、日本 ★★★★
「遠い雲」(1955)木下恵介監督、日本 ★★★★
「ポーラー・エクスプレス」(2004)ロバート・ゼメキス監督、アメリカ ★★★★
「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」(1985)山田洋次監督、日本 ★★★★
「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」(1985)山田洋次監督、日本 ★★★★
「わたしたち」(2015)ユン・ガウン監督、韓国 ★★★★
「脱出」(1944)ハワード・ホークス監督、アメリカ ★★★★
「箱根風雲録」(1952)山本薩夫監督、日本 ★★★★
「ションヤンの酒家」(2002)フォ・ジェンチイ監督、中国 ★★★★
「ぜんぶ、フィデルのせい」(2006)ジュリー・ガヴラス監督、イタリア・フランス ★★★★
「グスコーブドリの伝記」(2012、杉井ギサブロー監督、日本)★★★★
「男はつらいよ 寅次郎の縁談」(1993、山田洋次監督、日本)★★★★
「男はつらいよ 噂の寅次郎」(1979)山田洋次監督、日本 ★★★★

 

主演男優
   チャールズ・チャップリン「街の灯」
   ティム・ロス「海の上のピアニスト」
   花柳章太郎「残菊物語」
   ホアイ・リン「ベトナムを懐う」
   渥美清「男はつらいよ」シリーズ
   ジョージ・マッケイ「1917 命をかけた伝令」
   F.マーリー・エイブラハム「アマデウス」
   佐田啓二「喜びも悲しみも幾歳月」
   ジャック・ガンブラン「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」
   エドワード・G・ロビンソン「緋色の街/スカーレット・ストリート」
   クリス・ヒッチェン「家族を想うとき」
   永瀬正敏「コールド・フィーバー」
   トム・ハルス「アマデウス」
    チャールズ・ブロンソン「ウエスタン」
   ヘンリー・フォンダ「ウエスタン」
   ブラッド・ピット「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
   レオナルド・ディカプリオ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
   佐藤B作「ある取り調べ」
   中西良太「ある取り調べ」
   エミリオ・エステヴェス「パブリック 図書館の奇跡」
   ダニエル・メイズ「フィッシャーマンズ・ソング」
   丹波哲郎「暗殺」
   キム・ユンソク「1987、ある闘いの真実」
   サモ・ハン・キンポー「七小福」
   アリョーシャ・クラフチェンコ「炎/628」
   ジョン・デヴィッド・ワシントン「ブラック・クランズマン」
   ソン・ガンホ「パラサイト 半地下の家族」
   ザック・ゴットセイゲン「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」
   ハンフリー・ボガート「脱出」
   河原崎長十郎「箱根風雲録」
   リリー・フランキー「お父さんと伊藤さん」
   ジーン・ケリー「雨に唄えば」
   アン・ソンギ「太白山脈」
   ラフ・ヴァローネ「越境者」
   森雅之「風船」
   稲垣吾郎「半世界」
   橋爪功「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ Ⅲ」

主演女優
   ベティ・デイヴィス「八月の鯨」
   リリアン・ギッシュ「八月の鯨」
   高峰秀子「喜びも悲しみも幾歳月」
   キーラ・ナイトレイ「オフィシャル・シークレット」
   エミリー・モーティマー「マイ・ブックショップ」
   タオ・ホン「ションヤンの酒家」
   ヒラリー・スワンク「ディア・ブラザー」
   マーシャ・ティモシー「マルリナの明日」
   高峰秀子「遠い雲」
   マリー・ラフォレ「国境は燃えている」
   エレナ・ヴァルツィ「越境者」
   リリー・ジェームズ「ガーンジー島の読書会の秘密」

助演男優
   エドモンド・オブライエン「夜空の大空港」
   キム・ミョンゴン「太白山脈」
   キム・ガプス「太白山脈」
   東野英治郎「キューポラのある街」
   市川好郎「キューポラのある街」
   アヌパム・カー「ホテル・ムンバイ」
   ビル・ナイ「マイ・ブックショップ」
   ジェームズ・ピュアフォイ「フィッシャーマンズ・ソング」
   ショーン・コネリー「アンタッチャブル」
   藤竜也「お父さんと伊藤さん」
   ドナルド・オコナー「雨に唄えば」
   西村まさ彦「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」
   大沢たかお「ストロベリーナイト」

助演女優
   オ・ジョンヘ「太白山脈」
   エセル・バリモア「らせん階段」
   ヴィッキー・チャオ「最愛の子」
   オ・ジョンヘ「祝祭」
   浅丘ルリ子「男はつらいよ 寅次郎紅の花」「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花特別編」
   竹下景子「男はつらいよ 知床慕情」
   蒼井優「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ Ⅲ」
   小池栄子「記憶にございません!」
   ジュリアン・ムーア「キングスマン:ゴールデン・サークル」
   木村佳乃「阿修羅のごとく」
   ヴァレリア・モリコーニ「国境は燃えている」


(注)
 「エセルとアーネスト ふたりの物語」は「2019年に観た映画 マイ・ベスト50」に入れてありますので、今回は割愛しました。

先月観た映画 採点表(2020年12月)

「エセルとアーネスト ふたりの物語」(2016)ロジャー・メインウッド監督、イギリス ★★★★★
「越境者」(1950)ピエトロ・ジェルミ監督、イタリア ★★★★☆
「国境は燃えている」(1965)ヴァレリオ・ズルリーニ監督、イタリア ★★★★☆
「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」(2014)トム・ムーア監督、アイルランド・仏・他 ★★★★☆
「ポー河の水車小屋」(1949)アルベルト・ラトゥアーダ監督、イタリア ★★★★△
「1860年」(1933) アレッサンドロ・ブラゼッティ監督 イタリア ★★★★△
「オリーヴの下に平和はない」(1950)ジュゼッペ・デ・サンティス監督 イタリア ★★★★△
「シマロン」(1931)ウェズリー・ラッグルス監督、アメリカ ★★★★△
「ある取り調べ」(2015)村橋明郎監督、日本 ★★★★△
「ウイスキーと2人の花嫁」(2016)ギリーズ・マッキノン監督、イギリス ★★★★
「愛と殺意」(1950)ミケランジェロ・アントニオーニ監督 イタリア ★★★★
「パリ猫ディノの夜」(2010)アラン・ガニョル、他、監督、フランス ★★★★
「トンネル 闇に鎖された男」(2016)キム・ソンフン監督、韓国 ★★★★▽
「わが青春のフロレンス」(1970)マウロ・ボロニーニ監督、イタリア ★★★☆
「トスカーナの幸せレシピ」(2018)フランチェスコ・ファラスキ監督、イタリア ★★★☆
「白い船」(1941)ロベルト・ロッセリーニ監督、イタリア ★★★

主演男優
 5 佐藤B作「ある取り調べ」
   中西良太「ある取り調べ」
   ラフ・ヴァローネ「越境者」
 4 ヴィニーチョ・マルキオーニ「トスカーナの幸せレシピ」
   ラフ・ヴァローネ「オリーヴの下に平和はない」
   リチャード・ディックス「シマロン」

主演女優
 5 マリー・ラフォレ「国境は燃えている」
   エレナ・ヴァルツィ「越境者」
 4 ルチア・ボゼー「愛と殺意」

助演男優
 4 ルイジ・フェデーレ「トスカーナの幸せレシピ」

助演女優
 5 ヴァレリア・モリコーニ「国境は燃えている」
 4 レア・マッセリ「国境は燃えている」
   アイリーン・ダン「シマロン」
   ルチア・ボゼー「オリーヴの下に平和はない」

 

 

2020年12月28日 (月)

超豪華廉価版BOXシリーズ 買わなきゃ損

 コスミック出版から出ている廉価版DVD BOXシリーズが凄い。何といってもまず安い。10枚組で1900円前後。アマゾンで中古があれば1000円を切ることも珍しくはない。1枚当たり数十円から高くても200円を切るのだから破格の安さだ。かつてDVDの出初めに廉価版も大量に出回ったが、それでも500円はしたと思う。

 

 そして何より驚くのはその画質の良さだ。1930年代から60年代頃の作品が多いが、デジタル修復がしっかりなされていて傷一つない。これには感心した。かつての廉価版とは雲泥の差だ。ひところデジタル・リマスターという言葉が良く使われたが、今はめったに聞かなくなった。それだけ当たり前になってきたと言うことだろう。しかしこれは大変な作業だ。映画を単なる使い捨ての商品とみなしていたならば、特に古い作品の場合、これほど手間をかけてデジタル化はしないだろう。日本映画のデジタル化があまり進まないことを考えれば、この廉価版の画質の良さには感動すら覚える。映画を文化遺産と考えていなければできないことだからだ(アメリカの場合は基本的に商品扱いだろうが、その製品管理は日本など遠く及ばないくらい徹底している)。特に古典的作品はその制作国だけではなく、世界の文化遺産と言っても良い。古いフィルムは劣化が進んでおり、保存も難しいのでデジタル化が急務である。

 

 昔のセルロイド製のフィルムは可燃性で保存に大変気をつかわねばならない。オランダ視聴覚アーカイヴの可燃性フィルム保存庫は海辺の砂丘地帯の窪地にある。第二次大戦中にナチス・ドイツ軍のトーチカとして建設されたものをフィルム保存庫に改造したのである。保存庫は、職員が働いている隣室とは反対側の壁を比較的弱くしてあり、「最悪の事態」が生じた時にはそちらへ爆風が逃げてゆく構造になっている。トーチカを選んだのはそれが頑丈だからだが、周りに人家が少ないことも考慮に入れていたのだろう。これに比べたら日本の文化政策の貧困さは目を覆いたくなるほどだ。年配の方ならば1984年9月3日に起きた旧国立フィルムセンターの火災を記憶しているだろう。その日は9月にしては比較的涼しい日だったのだろう、フィルム保管庫のクーラーを止めていたところ可燃性フィルムが自然発火してしまった。予算をケチって、クーラーを止めたために多くの貴重なフィルムを消失してしまったのである。この火事はまさに日本における映画文化の貧困さを象徴していた。

 

 話が少しそれてしまったので、元に戻そう。この廉価版DVD BOXシリーズが推奨に値する3つ目の理由はそのラインナップの豪華さである。10枚組のDVD BOXシリーズが200セット以上ある。圧倒的にアメリカ映画が多いのだが、フランス映画とイタリア映画も充実している。今手元にあるのは「イタリア映画コレクション 越境者」、「イタリア映画コレクション ミラノの奇蹟」、「フランス映画パーフェクトコレクション フィルム・ノワール 暗黒街の男たち」、「サスペンス映画コレクション 名優が演じる裏切りの世界」、「サスペンス映画コレクション 名優が演じる犯罪の世界」の5セットだけだが、少なくともあと20セットは買いたい。じっくり調べればさらに買いたいセットが次々と出て来るだろう。アメリカ映画の場合はすでに持っているものとかなり重なるのが難点だが、このシリーズにしか入ってない作品も少なからずあると思う。たとえ重なってもこの値段と画質なら重なっても惜しくない。

 

 ただ残念なのはアメリカ映画、フランス映画、イタリア映画以外はほとんどないことである。日本映画も数セットしかないし、そのほとんどはすでに持っているものだ。日本映画の古典なら、小津や黒沢や溝口等の有名監督を除いても、まだ10セットくらいあっても良いくらいだ。イタリア映画もさらに3セットくらい欲しい。更に欲を言えば、ソ連映画、ドイツ映画、中国と韓国映画も欲しい。ソ連映画やドイツ映画の古典はそれなりにDVD化されているが、中国映画と韓国映画の古典はほぼないに等しい。60年代から80年代だけでも5、6セット欲しい。スペイン映画の古典もせめて2セットくらいは出してほしいものだ。スペイン映画人たちはファシストのフランコ独裁政権下の厳しい検閲の中でも少なからぬ傑作を作ってきたのだ。そのほとんどが日本では知られていない。

 

 最後はないものねだりになってしまったが、今あるものだけでも大変なお宝が満載である。まずは下記のサイトをご覧あれ。

 

コスミック出版・DVDコーナーのURL
https://www.cosmicpub.com/products/list.php?category_id=16&orderby=date

 

 

これから観たい&おすすめ映画・BD(21年1月)

【新作映画】公開日
12月18日
 「この世界に残されて」(バルナバーシュ・トート監督、ハンガリー)
12月25日
 「GOGO 94歳の小学生」(パスカル・プリッソン監督、フランス)
 「ジョゼと虎と魚たち」(タムラコータロー監督、日本)
 「ソング・トゥ・ソング」(テレンス・マリック監督、アメリカ)
 「AWAKE」(山田篤宏監督、日本)
 「えんとつ町のプペル」(廣田裕介監督、日本)℃
1月1日
 「Swallowスワロウ」(カーロ・ミラベル・デイヴィス監督・米・仏)
1月8日
 「大コメ騒動」(本木克英監督、日本)
 「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打ち上げ計画」(ジャガン・シャクティ監督、インド)
 「スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち」(エイプリル・ライト監督、米)
 「チャンシルさんには福が多いね」(キム・チョヒ監督、韓国)
 「おとなの事情 スマホをのぞいたら」(光野道夫監督、日本)
 「ハッピー・バースデー 家族のいる時間」(セドリック・カーン監督、フランス)
1月15日
 「パリの調香師 しあわせの香を探して」(グレゴリー・マーニュ監督、フランス)
 「43年後のアイ・ラヴ・ユー」(マーティン・ロセテ監督、スペイン・米・仏)
 「アンチ・ライフ」(ジョン・スーツ監督、カナダ)
 「キング・オブ・シーヴズ」(ジェームズ・マーシュ監督、イギリス)
 「聖なる犯罪者」(ヤン・コマサ監督、ポーランド・フランス)

【新作DVD・BD】レンタル開始日
12月23日
 「ジェクシー!スマホを変えただけなのに」(ジョン・ルーカス、他、監督、アメリカ)
1月6日
 「チア・アップ!」(ザラ・ヘイズ監督、アメリカ)
 「盗まれたカラヴァッジョ」(ロベルト・アンドー監督、フランス・イタリア)
 「リトル・ジョー」(ジェシカ・ハウスナー監督、オーストリア・英・独)
 「シチリアーノ 裏切りの美学」(マルコ・ベロッキオ監督、伊・仏・ブラジル・独)
 「白い暴動」(ルビカ・シャー監督、イギリス)
 「クライマーズ」(ダニエル・リー監督、中国)
1月8日
 「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」(アグニェシュカ・ホランド監督、ポーランド・英・他)
 「ハニーボーイ」(アルマ・ハレル監督、アメリカ)
 「ラ・ヨローナ ~彷徨う女~」(ハイロ・ブスタマンテ監督、グアテマラ)
 「TENET テネット」(クリストファー・ノーラン監督、アメリカ)
1月15日
 「ディヴァイン・フューリー/使者」(キム・ジュファン監督、韓国)
1月20日
 「カセットテープ・ダイアリーズ」(グリンダ・チャーダ監督、イギリス)
 「SKIN / スキン」(ガイ・ナティーヴ監督、アメリカ)
 「パブリック 図書館の奇跡」(エミリオ・エステヴェス監督、アメリカ)
1月22日
 「プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵」(フランシス・アナン監督、英・オーストラリア)
1月27日
 「青くて痛くて脆い」(狩山俊輔監督、日本)
2月3日
 「グッド・ワイフ」(アレハンドラ・マルケス・アベヤ監督、メキシコ)
 「ヒットマン エージェント:ジュン」(チェ・ウォンソプ監督、韓国)
 「ポルトガル、夏の終わり」(アイラ・サックス監督、フランス・ポルトガル)
 「マイ・バッハ 不屈のピアニスト」(マウロ・リマ監督、ブラジル)
 「宇宙でいちばんあかるい屋根」(藤井道人監督、日本)
 「ソワレ」(外山文治監督、日本)
2月5日
 「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」(ジョー・タルボット監督、米)
2月12日
 「スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話」(エリック・トレダノ監督、フランス)
2月17日
 「ペイン・アンド・グローリー」(ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)

【旧作DVD・BD】発売日
12月23日
 「アイガー北壁」(2008)フィリップ・シュテルツェル監督、独・オーストリア・スイス
12月25日
 「金綺泳 (キム・ギヨン)傑作選 BOX」(60~90、キム・ギヨン監督、韓国)
  収録作品:「下女」「玄界灘は知っている」「高麗葬」「水女」「火女」
 「キング・ヴィダー」(31~52、キング・ヴィダー監督、アメリカ)
  収録作品:「街の風景」「シナラ」「南海の劫火」「東は東」「ルビイ」
1月8日
 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990、ケヴィン・コスナー監督、アメリカ)
1月20日
 「さびしんぼう」(1985、大林宜彦監督)
 「HOUSE ハウス」(1977、大林宜彦監督)
 「テス」(1979、ロマン・ポランスキー監督、英・仏)
1月27日
 「ディア・ドクター」(2009、西川美和監督)
2月17日
 「ペドロ・アルモドバル Blu-ray BOX」(87~99、ペドロ・アルモドバル監督、スペイン)
  収録作品「神経衰弱ぎりぎりの女たち」「オール・アバウト・マイ・マザー」「アタメ」「キカ」

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

 

2020年12月13日 (日)

ゴブリンのこれがおすすめ 55 ドイツ映画

「カリガリ博士」(1919) ロベルト・ヴィーネ監督
「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1921)F.W.ムルナウ監督
「死滅の谷」(1921) フリッツ・ラング監督
「ドクトル・マブゼ」(1922) フリッツ・ラング監督
「最後の人」(1924) F.W.ムルナウ監督
「ニーベルンゲン/ジークフリート」(1924) フリッツ・ラング監督
「ヴァリエテ」(1925) E.A.デュポン監督
「アクメッド王子の冒険」(1926) ロッテ・ライニガー監督
「メトロポリス」(1926) フリッツ・ラング監督
「パンドラの箱」(1929)ゲオルグ・ヴィルヘルム・パプスト監督
「嘆きの天使」(1930) ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督
「M」(1931) フリッツ・ラング監督
「會議は踊る」(1931) エリック・シャレル監督
「制服の処女」(1931)  レオンティーネ・サガン監督、仏・独
「こわれ瓶」(1936) グスタフ・ウチツキ監督
「民族の祭典」(1938)  レニ・リーフェンシュタール監督
「罠 ブルーム事件」(1948) エーリッヒ・エンゲル監督(東独)
「菩提樹」(1956) ヴォルフガング・リーベンアイナー監督
「朝な夕なに」(1957) ヴォルフガング・リーベンアイナー監督
「野バラ」(1957) マックス・ノイフェルト監督
「橋」(1959) ベルンハルト・ヴィッキ監督
「忘れな草」(1959) アルツール・マリア・ラーベナルト監督
「アギーレ/神の怒り」(1972) ヴェルナー・ヘルツォーク監督
「カスパー・ハウザーの謎」(1975) ヴェルナー・ヘルツォーク監督
「歌う女歌わない女」(1977) アニエス・ヴァルダ監督
「秋のドイツ」(1978)  ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、アルフ・ブルステリン、他
「ノスフェラトゥ」(1978) ヴェルナー・ヘルツォーク監督
「獄中のギュネイ」(1979) H.シュテンペル、M.リプケンス監督
「ブリキの太鼓」(1979) フォルカー・シュレンドルフ監督
「マリア・ブラウンの結婚」(1979) ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督
「ドイツ・青ざめた母」(1980)ヘルマ・サンダース=ブラームス監督
「Uボート」(1981)ウォルフガング・ペーターセン監督
「ベロニカ・フォスの憧れ」(1982)ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督
「フィツカラルド」(1982)ヴェルナー・ヘルツォーク監督、西ドイツ・ペルー
「パリ、テキサス」(1984) ヴィム・ヴェンダース監督
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(1984) ジム・ジャームッシュ監督
「ダウン・バイ・ロー」(1986) ジム・ジャームッシュ監督、アメリカ・西ドイツ
「ビヨンド・サイレンス」(1996) カロリーヌ・リンク監督
「ベルリン・天使の詩」(1987) ヴィム・ヴェンダース監督
「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」(1997) トーマス・ヤーン監督
「ラン・ローラ・ラン」(1998) トム・ティクヴァ監督
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(1999) ヴィム・ヴェンダース監督、独・米・仏・キューバ
「マーサの幸せレシピ」(2001) サンドラ・ネットルベック監督
「名もなきアフリカの地で」(2001) カロリーヌ・リンク監督
「グッバイ・レーニン!」(2003) ヴォルフガング・ベッカー監督
「らくだの涙」(2003)ビャンバスレン・ダヴァー、ルイジ・ファロルニ監督
「ヒトラー 最期の12日間」(2004) オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督
「天空の草原のナンサ」(2005) ビャンバスレン・ダヴァー監督
「善き人のためのソナタ」」(2006) フロリアン・ドナースマルク監督
「アイガー北壁」(2008)フィリップ・シュテルツェル監督、独・オーストリア・スイス
「アンノウン」(2011)ジャウマ・コレット=セラ監督、ドイツ・アメリカ
「さよなら、アドルフ」(2012)ケイト・ショートランド監督、オーストラリア・独・英
「ハンナ・アーレント」(2012)マルガレーテ・フォン・トロッタ監督、独・仏・他
「東ベルリンから来た女」(2012)クリスティアン・ペツォールト監督
「消えた声が、その名を呼ぶ」(2014)ファティ・アキン監督、独・仏・伊・トルコ、他
「帰ってきたヒトラー」(2015)ダーヴィト・ヴネント監督、ドイツ
「生きうつしのプリマ」(2016)マルガレーテ・フォン・トロッタ監督
「50年後のボクたちは」(2016)ファティ・アキン監督
「女は二度決断する」(2017)ファティ・アキン監督
「バルーン 奇跡の脱出飛行」(2018)ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ監督

 僕が集中的に映画を観始めたのは70年代初めだが、そのころドイツ映画を観ることはめったになかった。当時はほとんどテレビで映画を観ていたが、テレビで放映されるのは圧倒的にアメリカ映画が多く、他にフランス映画やイタリア映画が混じる程度だった。日本映画ですら時代劇を除けば滅多に放送されなかった。70年代初めに僕がテレビで観たドイツ映画といえば「朝な夕なに」、「野バラ」、「忘れな草」のようなおとなしい、ややかしこまった映画がほとんどだった。

 ドイツ映画は「黄金の20年代」と呼ばれる1920年代に一連の名作群を生み出し、アメリカと並ぶ当時の最高水準にあったと言って良いだろう。「黄金の20年代」というのはドイツ史で言えばワイマール共和国時代(1919-1933)に相当する。第1次世界大戦と第2次世界大戦間の時代で、ナチスの台頭により終焉を迎えた。ワイマール憲法は当時としては極めて民主的な内容を持ち、自由主義的、民主主義的共和国の建設を目指していた。しかし二つの世界大戦に挟まれたこの時代はインフレと貧困に悩まされる不安の時代でもあり、退廃的なムードが巷に沈殿していた。その時代に美術界に生まれたのが表現主義であり、映画界にもドイツ表現主義映画と一般に呼ばれる映画が出現し、盛んに映画が製作されドイツは映画大国となった。

 しかしこの時代のドイツ映画を表現主義映画一色とみなしてはいけない。この時代のドイツ映画をドイツ文化センターがまとめた冊子「ドイツの映画史 社会批判リアリズム映画 サイレント映画からトーキーへ」という資料を基に概観しておこう。表現主義映画は1925年ごろを境に退潮してゆき、代わってリアリズム的な映画が台頭した。新即物主義と呼ばれる作品群やソ連のアヴァンギャルド映画に触発されたプロレタリア・リアリズム映画である。新即物主義映画の代表はヴィルフリート・パッセ監督の「ベルリンの市場」(1929)。プロレタリア・リアリズム映画を代表するのはスラタン・ドゥートフ監督の「クーレ・ワンペ」(1932)。脚本担当者の一人はベルトルト・ブレヒトである。30年代初めのワイマールの混乱した状況をとらえた貴重なドキュメントである。もちろんリアリズム的映画にも様々な作風があり、これらの映画の一部はベルリンの貧民街を独特の哀愁をこめて描いたベルリンの郷土画家、ハインリヒ・ツィレの名前を取って「ツィレ映画」と呼ばれた。ゲールハルト・ランブレヒトの「第五階級」(1925)がその代表作である。あるいはブルーノ・ラーン監督の「街の悲劇」(1927)のような「街路映画」も1930年ごろまで多く作られた。中産階級の人々が単調な日常生活を抜け出し、大衆が群がる都会の街路の喧騒に引かれてゆくというタイプの映画だ。

 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督が1980年に「ベルリン・アレクサンダー広場」というテレビ用シリーズ映画を製作した。同じアルフレート・デーブリーンの原作を映画化した映画が1931年にも作られている。ピール・ユッツィ監督の「ベルリン・アレクサンダー広場」である。ピール・ユッツィ監督はプロレタリア映画作家で、この映画はシネマ・ヴェリテ的趣があった。あるいはドイツ時代のロバート・シオドマクが監督しビリー・ワイルダーが脚本を書いた(共にこの映画で映画人としてデビューした)「日曜日の人々」もこの時代を代表する作品として記憶に値する。北ドイツ放送「NDR」が発表した「ドイツ映画ベスト100」で99位にランクインされた作品である。都会のサラリーマン生活の哀歓を描きながらも、小市民的メロドラマには堕していない作品だという。「ドイツの映画史 社会批判リアリズム映画 サイレント映画からトーキーへ」からの紹介はこの辺にしておくが、これらの作品が今日DVDやBDで入手困難というのは残念なことである。いつかワイマール時代のドイツ映画BOXセットが発売されることを切に願う。

 ワイマール共和国時代はしかしナチスの台頭によって終焉を迎えるが、同時にドイツ映画の黄金時代も終わりを告げる。才能あるユダヤ人や反ナチスの映画人が外国に(特にアメリカ)亡命したために、30年代後半から60年代にかけてのドイツ映画は見る影もなく衰退してしまったのである。テレビでドイツ映画が滅多に放送されなかったのはそういう事情だった。

 僕が名作と呼べるドイツ映画に接したのは73年に東京の大学に入ってからである。京橋の国立フィルムセンター(現在の国立映画アーカイブ)で73年10月から12月にかけて「1930年代ヨーロッパ映画特集」という特集が組まれ、全部で17本観たがその中の3本が「會議は踊る」、「制服の処女」、「こわれ瓶」などのドイツ映画だったのである。高校生の時に映画史を読みふけり名前だけ知っていた作品が何本も観られたのだから、夢中で通ったものだ。この時初めてドイツ映画の水準の高さを実感したのである。

 その後だいぶ時間が空いて、次にまとめてドイツ映画を観たのは84年である。高田馬場にあったACTでドイツ表現主義のサイレント映画「カリガリ博士」、「ジーグフリート」、「ヴァリエテ」を観た。偶然かもしれないがほぼ時を同じくして赤坂の東ドイツ文化センターで「スクリーン上のデーモン――表現主義の影」という特集が組まれていて、そこで「巨人ゴーレム」と「ドクトル・マブゼ」を観ている。ここへは後に『ドイツ映画の黎明――「三文映画」と「作家映画」』という特集が組まれたときも観に行っている。これもめったに観られない貴重な企画だった。

 それ以降はドイツ映画をよく見るようになった。70年代から才能ある新しい監督たちが活躍し始め、それらの傑作群が80年代中ごろから日本にどっと入ってきたのである。これらの新しいドイツ映画はニュー・ジャーマン・シネマと呼ばれるようになった。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(「マリア・ブラウンの結婚」、「ベロニカ・フォスの憧れ」)、ヴェルナー・ヘルツォーク(「フィツカラルド」、「アギーレ・神の怒り」)、ヴィム・ヴェンダース(「パリ・テキサス」)、フォルカー・シュレンドルフ(「ブリキの太鼓」)、ヘルマ・サンダース=ブラームス(「ドイツ 青ざめた母」、「エミリーの未来」)などがその代表的な監督たちである。これらの新しい映画とは別に古典も観る機会があった。85年の3月にユーロスペース(円山町に移転する前、まだ西口の高速下にあったころ)で「死滅の谷」、「ジークフリート」、「最後の人」などのサイレント時代の傑作を観ている。

 90年代はやや失速した感があったが、2000年代に入って少し盛り返してきた感じだ。しかしさすがに70年代医から80年代にかけての勢いはない。マルガレーテ・フォン・トロッタ監督やファティ・アキン監督以外は今一つパッとしない。新しい才能が出てきて何とかかつての勢いを取り戻してほしいものだ。

 最後に珍しいドイツのテレビ・ドラマを紹介しておきたい。「ジェネレーション・ウォー」(2013)という誤解を招くようなタイトルが付けられているが、第二次世界大戦をドイツ側から描いた傑作ドラマである。映画では「橋」や「Uボート」が有名だが、これらの名作に劣らない素晴らしい出来だ。迷わず満点の5点を献上した。機会があればぜひ観てほしい。

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