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2021年10月 7日 (木)

世界4大アニメ映画祭

 2021年10月7日付の朝日新聞に矢野はなみ監督の「骨噛み」が短編部門グランプリを獲得したという小さな記事が載っていた。その記事でオタワ、アヌシー、ザグレブ、広島の映画祭が世界4大アニメ映画祭と呼ばれていることを知った。フランスのアヌシー映画祭はよく名前が出るので覚えていたが、他の3つはおそらく聞いたことはあるだろうが忘れていた。

 そこで主に自分の覚書のためにこの4つの映画祭について簡単に触れておきたい。カナダのオタワ国際アニメーション映画祭は1976年から行われており、今年は45回目に当たる。歴代受賞作を観てみると、短編部門ではキャロライン・リーフ監督の*「ストリート」、フレデリック・パック監督の*「クラック!」と「木を植えた男」、キャロライン・リーフ監督の*「姉妹」、ニック・パーク監督の「ペンギンに気を付けろ!」、山村浩二監督の「カフカ田舎医者」など。長編部門ではマルジャン・サトラビ、他、監督の「ペルセポリス」、アダム・エリオット監督の「メアリー&マックス」、イグナシオ・フェレーラス監督の「しわ」などの受賞作がある。

 アヌシー国際アニメーション映画祭は1960年創設。短編部門の主な受賞作としては、コ・ホードマン監督の*「砂の城」、イシュ・パテル監督の*「死後の世界」、フレデリック・パックの「木を植えた男」と*「大いなる河の流れ」、アレクサンドル・ペトロフ監督の「老人と海」、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の「岸辺のふたり」、山村浩二監督の*「頭山」、加藤久仁生監督の「つみきのいえ」、ショーン・タン、他、監督の「落としもの」など。長編部門ではジミー・ムラカミ監督の「風が吹くとき」、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の「アリス」、宮崎駿監督の「紅の豚」、高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」、ヘンリー・セレック監督の「ジャイアント・ピーチ」と「コララインとボタンの魔女」、ミッシェル・オスロ監督の「キリクと魔女」、ウェス・アンダーソン監督の「ファンタスティック Mr. FOX」、アレ・アブレウ監督の「父を探して」、クリスティアン・デマール、他、監督の「アヴリルと奇妙な世界」、クロード・バラス監督の「ぼくの名前はズッキーニ」、湯浅政明監督の「夜明け告げるルーのうた」など、さすがに有名作品が目白押しだ。日本アニメは上記作品以外にも、川本喜八郎監督の*「道成寺」など、審査員賞などの各賞を取った作品は少なくない。

 クロアチアのザグレブ国際アニメーション映画祭は1972年設立。短編部門の主な受賞作としては、イワン・イワノフ=ワノ&ユーリ・ノルシュテイン監督の*「ケルジェネツの戦い」、ユーリ・ノルシュテイン監督の「話の話」、手塚治虫監督の「ジャンピング」、ニック・パーク監督の「ペンギンに気を付けろ!」、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の「岸辺のふたり」、山村浩二監督の「頭山」など。長編部門ではミッシェル・オスロ監督の「アズールとアスマール」、アリ・フォルマン監督の「戦場でワルツを」、アレ・アブレウ監督の「父を探して」などが受賞している。

 広島国際アニメーションフェスティバルは1985年に創立され2020年に幕を閉じた。グランプリ作品を挙げるとフレデリック・パック監督「木を植えた男」と「大いなる河の流れ」、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の「岸辺のふたり」、山村浩二監督「頭山」と「カフカ田舎医者」など、他の映画祭の受賞作と重なっていることが多い(もっとも複数の映画祭でグランプリを取っている作品はいくつもあって珍しくはないが)。おそらくこの映画祭の価値はコンペティション部門ばかりではなく、「ベスト・オブ・ザ・ワールド」、「平和のためのアニメーション」、「アニメーション・フロム・ザ・ワールド」などの多彩な企画を併設していたことにあったのかもしれない。短編アニメ(30分以内の作品)主体の映画祭で、長編は招待上映のみに限られるというのもユニークだ。

 こうして一渡り眺めてみると、「ゴブリンのこれがおすすめ39 世界のユニークなアニメ映画」にリストアップした作品が結構含まれていることが分かる。また、その一方で、受賞作ながら日本未公開の作品も少なからずあることも分かる。受賞作品には実験的なものも多いので、一般公開には馴染まないと判断されたのかもしれない。実際原画を描くものやストップモーション・アニメ、CGを使ったアニメなどなじみのあるタイプの他に、実に様々な奇想天外な作風のアニメが存在する。確かに一般公開には馴染まないとしても、せめてDVDやBDで作品集などのかたちで世に出してほしいものだ。

 

(注)
「ストリート」と「姉妹」はDVD「NFB傑作選」に収録されている。
「クラック!」と「木を植えた男」は「フレデリック・バック作品集」に収録されている。
「砂の城」は「NFB傑作選 コ・ホードマン作品集」に収録されている。
「死後の世界」は「NFB傑作選」に収録されている。
「大いなる河の流れ」は「フレデリック・バック作品集」に収録されている。
「頭山」は「山村浩二作品集」に収録されている。
「道成寺」は「川本喜八郎作品集」に収録されている。
「ケルジェネツの戦い」は「ユーリ・ノルシュテイン作品集」に収録されている。

 

写真ブログ「ゴブリンのつれづれ写真日記」を再開しました

 長いこと更新していなかった別館写真ブログ「ゴブリンのつれづれ写真日記」を久々に再開しました。何しろ最後に載せた記事は2014年12月30日の「内村ダム秋景色」(写真を撮ったのは10月25日)ですから、6年と10か月ぶりの復活です。いろいろと忙しくなって更新できなかったのですが、一昨年定年を迎えました。その後は再雇用という形で仕事は続けていますが、仕事量はぐっと減りました。

 そのころからブログを再開しようと度々思ってはいたのですが、長いこと使わずにいるうちにブログの管理画面に入れなくなっていました。もう使えないのかと諦めていたのですが、つい先日ログインIDを確認しパスワードを更新したらまた入れるようになりました。管理画面もがらりと模様替えされていて以前とは勝手が違う。それでも使っているうちに慣れて来るだろうと思い、ともかくブログを再開することにしました。

 ブログは長いこと中断していましたが、写真は撮り続けていました。もちろんこの1,2年はコロナ禍で、旅行はおろか県外に出ることすらなくなってしまいました。ですから最近撮ったのは家の近くの写真ばかりです。それでも中断していた間に撮りためた膨大な量の写真があるので、古い順から載せてゆこうと思います。したがって紹介するのは何年も前に撮った古い写真で、撮った時の状況もほとんど忘れかけていますが、もともと映画も音楽も小説も新しさにこだわらない性格なので気にせず続けてゆこうと思います。

 再開した最初の記事は「上田城花見」(2017年4月16日撮影)です。古いだけではなく季節外れでもありますが、ともかく死に体状態だったブログを再開できただけでも本人としてはうれしい限りです。ウェブリブログを使っていますが、このブログの一番の魅力は画面いっぱいの大きな写真が載せられることです(写真をクリックすると大きくなります)。左側の枠の下の方にリンクがありますので、興味がありましたらそこから入ってください。

 

2021年10月 1日 (金)

先月観た映画 採点表(2021年9月)

「象は静かに座っている」(2018)フー・ボー監督、中国 ★★★★☆
「Yokosuka 1953」(2021)木川剛志監督、日本 ★★★★△
「わんぱく戦争」(1961)イヴ・ロベール監督、フランス ★★★★△
「アミスタッド」(1997)スティーヴン・スピルバーグ監督、アメリカ ★★★★△
「ラベンダー・ヒル・モブ」(1951)チャールズ・クライトン監督、イギリス ★★★★△
「老兵は死なず」(1943)マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー監督、イギリス ★★★★△
「ザ・コンサルタント」(2016)ギャビン・オコナー監督、アメリカ ★★★★△
「にしきたショパン」(2020)竹本祥乃監督、日本 ★★★★△
「レンブラント 描かれた人生」(1936)アレクサンダー・コルダ監督、イギリス ★★★★
「怒りの海」(1953)チャールズ・フレンド監督、イギリス ★★★★
「すって。はいて。」(2020)Azuki監督、日本 ★★★★
「プライズ ~秘密と嘘がくれたもの~」(2011)パウラ・マルコビッチ監督、メキシコ・仏・ポーランド・独 ★★★★
「カインド・ハート」(1949)ロバート・ハーメル監督、イギリス ★★★★
「白衣の男」(1951)アレクサンダー・マッケンドリック監督、イギリス ★★★★
「荒野のストレンジャー」(1972)クリント・イーストウッド監督、アメリカ ★★★★
「軍旗の下に」(1942)ノエル・カワード、デヴィッド・リーン監督、イギリス ★★★★
「アイガー・サンクション」(1975)クリント・イーストウッド監督、アメリカ ★★★★
「誰がハマーショルドを殺したか」(2019)マッツ・ブリュガー監督、デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・ベルギー ★★★★
「21ブリッジ」(2019)ブライアン・カーク監督、中国・アメリカ ★★★★
「ファンタスティック Mr.FOX」(2009)ウエス・アンダーソン監督、アメリカ ★★★★
「ブック・オブ・ライフ マノロの数奇な冒険」(2014)ホルヘ・R・グティエレス監督、アメリカ ★★★★
「鬼滅の刃無限列車編」(2020)外崎春雄監督、日本 ★★★★▽
「マロナの幻想的な物語」(2019)アンカ・ダミアン監督、仏・ルーマニア・ベルギー ★★★★▽
「喜劇 団体列車」(1967)瀬川昌治監督、日本 ★★★☆
「タイムリミット/5人の人質」(2017)キップ・トリブル監督、アメリカ ★★★
「愛のように感じた」(2013)イライザ・ヒットマン監督、アメリカ ★★☆

主演男優
 5 クリント・イーストウッド「荒野のストレンジャー」
   チャールズ・ロートン「レンブラント 描かれた人生」
   ポン・ユーチャン「象は静かに座っている」
   チャン・ユー「象は静かに座っている」
   デニス・プライス「カインド・ハート」
   ロジャー・リヴセイ「老兵は死なず」
   アントン・ウォルブルック「老兵は死なず」
   ジャック・ホーキンズ「怒りの海」
   ベン・アフレック「ザ・コンサルタント」
   ジャイモン・フンスー「アミスタッド」
   ノエル・カワード「軍旗の下に」
   アレック・ギネス「ラベンダー・ヒル・モブ」
   アンドレ・トルトン「わんぱく戦争」
 4 チャドウィック・ボーズマン「21ブリッジ」
   クリント・イーストウッド「アイガー・サンクション」
   中村拳司「にしきたショパン」

主演女優
 5 デボラ・カー「老兵は死なず」
 4 水田汐音「にしきたショパン」

助演男優
 5 リー・ツォンシー「象は静かに座っている」
   アレック・ギネス「カインド・ハート」
   アンソニー・ホプキンス「アミスタッド」
 4 アントワーヌ・ラルチーグ「わんぱく戦争」
   ドナルド・シンデン「怒りの海」

助演女優
 5 ワン・ユーウェン「象は静かに座っている」
   エルザ・ランチェスター「レンブラント 描かれた人生」

 

 

2021年9月28日 (火)

これから観たい&おすすめ映画・BD(21年10月)

【新作映画】公開日
9月17日
 「スクールガール」(2020)ピラール・パロメロ監督、スペイン
9月23日
 「空白」(2021)吉田恵輔監督、日本
 「MINAMATA―ミナマタ―」(2020)アンドリュー・レヴィタス監督、アメリカ
 「マイ・ダディ」(2021)金井純一監督、日本
 「クーリエ:最高機密の運び屋」(2020)ドミニク・クック監督、イギリス・アメリカ
 「整形水」(2020)チョ・ギョンフン監督、韓国
 「カラミティ」(2020)レミ・シャイエ監督、フランス・デンマーク
 「総理の夫」(2021)河合勇人監督、日本
9月24日
 「素晴らしき、きのこの世界」(2019)ルイ・シュワルツバーグ監督、アメリカ
 「殺人鬼から逃げる夜」(2021)クォン・オスン監督、韓国
 「ディナー・イン・アメリカ」(2020)アダム・レーマイヤー監督、アメリカ
9月25日
 「HHH:侯孝賢 デジタルリマスター版」(1997) オリヴィエ・アサイヤス監督、フランス・台湾
10月1日
 「護られなかった者たちへ」(2021)瀬々敬久監督、日本
 「TOVE / トーベ」(2020)ザイダ・バリルート監督、フィンランド・スウェーデン
 「007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ」(2020)キャリー・ジョージ・フクナガ監督、米
 「人生の運転手(ドライバー)~明るい未来に進む路~」(2020)パトリック・コン 監督、香港
10月2日
 「RAMEN FEVER」(2021)小林真里監督、日本
 「コレクティブ 国家の嘘」(2019)アレクサンダー・ナナウ監督、ルーマニア・ルクセンブルク・ 独
10月8日
 「キャッシュトラック」(2021)ガイ・リッチー監督、米・英
 「スターダスト」(2020)ガブリエル・レンジ監督、英・カナダ
 「メインストリーム」(2021)ジア・コッポラ監督、アメリカ
 「人と仕事」(2021)森ガキ侑大監督、日本
 「草の響き」(2021)斎藤久志監督、日本
10月9日
 「夢のアンデス」(2019)パトリシオ・グスマン監督、チリ・フランス
10月15日
 「DUNE / デューン 砂の惑星」(2020)ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、アメリカ
 「燃えよ剣」(2020)原田眞人監督、日本
 「最後の決闘裁判」(2021)リドリー・スコット監督、アメリカ
 「ビースト」(2021)イ・ジョンホ監督、韓国
 「かそけきサンカヨウ」(2021)今泉力哉監督、日本
 「Our Friend/アワー・フレンド」(2019)ガブリエラ・カウパースウェイト監督、アメリカ
 「ジャズ・ロフト」(2015)サラ・フィシュコ監督、アメリカ
 「ルネ・クレール レトロスペクティブ」ルネ・クレール監督、フランス
   上映作品「自由を我等に」「パリの屋根の下」「ル・ミリオン」「巴里祭」「リラの門」
10月16日
 「<主婦>の仕事」(2020)ステファニア・トルス監督、アイスランド
10月17日
 「矢臼別物語」(2021)山本陽子監督、日本
10月22日
 「グレタ ひとりぼっちの挑戦」(2020)ネイサン・グロスマン監督、スウェーデン

【新作DVD・BD】レンタル開始日
9月24日
 「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」(2020)ウィル・グラック監督、アメリカ
 「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」(2020)ジョージ・ギャロ監督、アメリカ
9月29日
 「太陽は動かない」(羽住英一郎監督、日本)
10月6日
 「アオラレ」(2020)デリック・ポルテ監督、アメリカ
 「アンモナイトの目覚め」(2020)フランシス・リー監督、イギリス
 「サンドラの小さな家」(2020)フィリダ・ロイド監督、アイルランド・イギリス
 「パーム・スプリングス」(2020)マックス・バーバコウ監督、米・香港
 「ハッピー・バースデー 家族のいる時間」(セドリック・カーン監督、フランス)
 「パリの調香師 しあわせの香を探して」(グレゴリー・マーニュ監督、フランス)
 「ファーザー」(2020)フロリアン・ゼレール監督、英・仏
 「僕が跳びはねる理由」(2020)ジェリー・ロスウェル監督、イギリス
 「わたしの叔父さん」(フラレ・ピーダセン監督、デンマーク)
 「すばらしき世界」(西川美和監督、日本)
 「大コメ騒動」(本木克英監督、日本)
10月13日
 「るろうに剣心 最終章 The Final」(2020)大友啓史監督、日本
10月15日
 「くれなずめ」(2021)松居大悟監督、日本
10月20日
 「ビーチ・バム まじめに不真面目」(2019)ハーモニー・コリン監督、アメリカ
 「ジェントルメン」(2020)ガイ・リッチー監督、英・米
10月25日
 「詩人の恋」(キム・ヤンヒ監督、韓国)
10月27日
 「あのこは貴族」(岨手由貴子監督、日本)
11月3日
 「グリード ファストファッション帝国の真実」(2019)マイケル・ウィンターボトム監督、英
 「サムジン・カンパニー 1995」(2019)イ・ジョンピル監督、韓国
 「ペトルーニャに祝福を」(2019)テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ監督、北マケドニア・他
11月5日
 「アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン」(2018)シドニー・ポラック撮影、米
 「王の願い ハングルの始まり」(2019)チョ・チョルヒョン監督、韓国
 「グリーンランド 地球最後の2日間」(2020)リック・ローマン・ウォー監督、米・英
 「HOKUSAI」(2020)橋本一監督、日本
 「MOTHER マザー」(大森立嗣監督、日本)
11月10日 
 「いのちの停車場」(2021)成島出監督、日本
 「砕け散るところを見せてあげる」(2020)SABU監督、日本
11月19日
 「RUN/ラン」(2020)アニーシュ・チャガンティ監督、アメリカ

【旧作DVD・BD】発売日
10月13日
 「ビフォア・ザ・レイン」(1994)ミルチョ・マンチェフスキー監督、英・仏・マケドニア
10月20日
 「時計じかけのオレンジ」(1971)スタンリー・キューブリック監督、イギリス
 「ショーシャンクの空に」(1994)フランク・ダラボン監督
10月27日
 「ゴースト・ドッグ」(19991)ジム・ジャームッシュ監督、米・仏・独・日
11月10日
 「裏窓」(1954)アルフレッド・ヒッチコック監督、アメリカ
 「鳥」(1963)アルフレッド・ヒッチコック監督、アメリカ
 「めまい」(1958)アルフレッド・ヒッチコック監督、アメリカ

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

 

2021年9月27日 (月)

幻のイギリス映画を一気見する

 以前「BFI選定イギリス映画ベスト100」を載せたが、その中には日本未公開のため未見の作品が少なからず含まれていた。その多くはイーリング・スタジオ制作の映画である。イーリング・スタジオといえばイーリング・コメディという言葉がすぐ思い浮かび、われわれの世代には古くから知られてはいたが、実際に観たのは有名な「マダムと泥棒」くらいのものだった。どうもイーリング・コメディというのは日本人には馴染みにくいものらしい。

 したがって今後も観る機会はあまりなさそうだと思っていたが、いつの間にかイーリング・スタジオ制作の映画が何本も発売されていた!たまたまある音楽雑誌で(CDの新譜案内しか読まないが、一部新作映画DVDも取り上げていた)「白衣の男」と「夢の中の恐怖」が発売されていることを知ったのである。買ったまま読む時間がなく山積みになっていたものを一昨年あたりからトイレに1冊ずつ置いて読むようにしていた。今読んでいるのは2011年から2012年ころに発売されたものだが、その中の1冊に「白衣の男」と「夢の中の恐怖」の紹介が載っていたのである。

 トイレで「白衣の男」と「夢の中の恐怖」の発売を知ってすぐアマゾンで注文した。10年くらいたっていてもこの種の映画はとんでもない高値になっていることが多く、中古で安く手に入ることは少ない。この2作も安くはなかったが、この機会に買っておかないとそのうちとんでもない高値が付くようになるので仕方なく買った。

 それをきっかけに「BFI選定イギリス映画ベスト100」をじっくり見直し、他にも発売済みの作品がないか調べてみたらぞろぞろ出てきてびっくりした次第。これらも安くはなかったがぜんぶ注文して手に入れた。以下にこの間入手したDVD・BDの邦題と「BFI選定イギリス映画ベスト100」での順位を示しておく。

「カインド・ハート」(1949)6位
「ラベンダー・ヒル・モブ」(1951)17位
「長く熱い週末」(1980)21位
「老兵は死なず」(1943)45位
「白衣の男」(1951)58位
「怒りの海」(1953)75位
「軍旗の下に」(1942)92位
「夢の中の恐怖」(1945)選外

*ちなみに前から持っていた「マダムと泥棒」(1955)は13位である。
*「ピムリコへのパスポート」(1949)63位、"Whisky Galore!" (1949)24位、"Genevieve"(1953)86位もイーリング・コメディの代表作だが、なぜかこれらはまだ日本版DVDは出ていない。
*上記"Whisky Galore!"は当然未見だが、「ウイスキーと2人の花嫁」という邦題で2016年に再映画化された方は観た。第二次世界大戦中のこと。スコットランドのある小さな島では命の水とも言うべきウイスキーの配給が途絶えてしまう。島民は困り果てるが、まるで天からの恵みのように大量のウイスキーを積んだ貨物船が島の近くで座礁した。島民と船員たちはウイスキーを救出しようと涙ぐましい努力をする。そこへ関税消費税庁が島に乗り込んでくる、といういかにもイギリスらしいウィットに富み、人を喰ったコメディである。

 最近入手した上記の8本のうち、イーリング・スタジオ制作の映画は「長く熱い週末」と「老兵は死なず」(DVDが普及し始めたころ大量に出回った廉価版の一つ)を除く6本である。6本のうちイーリング・コメディと呼べるのは「カインド・ハート」、「ラベンダー・ヒル・モブ」、「白衣の男」の3本。「夢の中の恐怖」はややホラーがかった心理サスペンス映画であり、「怒りの海」と「軍旗の下に」は戦争映画である。イギリスのハマー・フィルム・プロダクションといえばホラー映画を連想するように、イーリング・スタジオといえばイーリング・コメディが自動的に思い浮かぶくらいコメディの印象が強い。しかしそれ以外のジャンルの映画も当然作っているのである。このことは今回初めて知った。

 イーリング・スタジオについてはウィキペディアなどで基本的なことは分かるが、ここであまり知られていない側面について触れておきたい。「レンブラント 描かれた人生」のレビューでも紹介した上野一郎監修『現代のイギリス映画』(河出新書、1955年)からの一説を引用文しておきたい。だいぶ古い文献だが、他にあまり言及されていないことに触れられているのであえて再度掲載しておきたい。

 イギリス映画の全盛をもたらしたもう一つの有力な原因は、その製作機構である。イギリスの制作システムは、アメリカとフランスの中間に位置している。アメリカの大会社システムは強大な資本力によってデラックス級の豪華作品の製作を可能にするが、一方芸術家の自由を制限する。フランスの独立プロ・システムは芸術家の自由を許すが、資本力の不足がしばしば各企画を不発に終わらせる。それに対してイギリスは映画会社の組織のなかに製作プロを包含して、資本力でバックアップしながら製作に関してはプロの自由を最大限に認めるという方法をとった。そのシステムの活用によって芸術家は思いのままに創作活動に専念することができた。戦後のイギリス映画の大半はJ.アーサー・ランクのランク・オーガニゼーションとアレキサンダー・コルダのロンドン・フィルムズの二系統に入るが、優秀な制作者・監督はおおむねその傘下に属している。イギリス映画はその意味で制作者・監督の個性と作風によってさらに特色づけられると言ってよい。

 アレクサンダー・コルダ(現在はこの表記の方が一般的)が設立したロンドン・フィルムは「レンブラント 描かれた人生」(1936)、「ヘンリー八世の私生活」(1933)、「美女ありき」(1940)[いずれも監督はアレクサンダー・コルダ]、フランスの大監督を招いて作ったルネ・クレール監督の「幽霊西へ行く」(1935)とジャック・フェデー監督の「鎧なき騎士」(1937)、キャロル・リード監督の「落ちた偶像」(1948)や「第三の男」(1949)、マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー監督の「ホフマン物語」(1951)、デヴィッド・リーン監督の「超音ジェット機」(1952)、「ホブスンの婿選び」(1954)、ローレンス・オリヴィエ監督の「リチャード三世」(1955)など、イギリス映画の歴史を飾る傑作を次々に制作した。

 一方、アーサー・ランクが創設したランク・オーガニゼーションはマイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー監督の「赤い靴」(1950)、「黒水仙」(1946)、デヴィッド・リーン監督の「逢びき」(1945)、「大いなる遺産」(1947)などを生み出した。そして最盛期のランク・オーガニゼーションはイーリング・スタジオやパインウッド・フィルム・スタジオ、イズリントン・スタジオなど5つのスタジオを1940年代後期頃までに傘下に収めていった。ここでランク・オーガニゼーションとイーリング・スタジオがつながるのである。まあこのように見てくると、イーリング・スタジオやイーリング・コメディの歴史的背景が少し立体的に見えてくるだろう。イーリング・コメディは、イギリス映画の巨匠たちが次々と傑作を放っていたまさにその黄金時代(1940年代から50年代)にイギリス独特のコメディを量産していたのである(イーリング・スタジオは1955年から95年まではBBC傘下にあった)。

 イーリング・コメディの日本への紹介はまだまだ始まったばかりで、代表作とされるものでまだ手に入らないものは多い。ここで少しいろんな国のコメディを見渡してみよう。フランス映画ではルイ・ド・フュネス、ブールヴィル、フェルナンデル、ジャック・タチなどがコメディアンとして知られているが、ジャック・タチの諸作品以外は大して面白くないというのが正直なところだ。イタリアでは何といってもトトの存在が大きい。彼はイタリアを代表するコメディアンで、一連の作品も質が高い。彼に比べるとロベルト・ベニーニなどへっぽこ役者にしか見えない。

 これらの国に比べると、日本、韓国、中国のコメディの方が質は高いといえる。韓国のコメディは枚挙にいとまがない。中国のコメディはおそらく相当数作られているはずだが、日本で紹介されているものは少ない。チャン・イーモウ監督「キープ・クール」(1997)、フォン・シャオガン監督の「ハッピー・フューネラル」(2001)、チャン・ヤン監督の「グォさんの仮装大賞」(2012)などを観ると、そこまでやるかとあきれるほどとことん笑いを突き詰めるシチュエーション・コメディである。もちろんそういうタイプばかりではなく、中国で高速バスに乗った時観た内の1本は韓国映画の様なラブ・コメディだった(当然日本語字幕などついていないが、大体内容がわかってしまうのだから面白い)。

 日本を取り上げれば、渥美清、森繁久彌、フランキー堺などは天才的役者だと思うし、何よりも小津安二郎、木下恵介、渋谷実、豊田史郎、川島雄三、山田洋次、周防正行などの大監督がそれぞれの持ち味を生かしたコメディを作っているところに、日本映画の懐の深さを感じさせる。

 しかし、何といっても最大のコメディ大国はアメリカだろう。スクリューボール・コメディやスラップスティック・コメディの他にも、恋愛コメディなど様々なジャンルがある。三大喜劇王と呼ばれるチャップリン、バスター・キートン、ハロルド・ロイドはもちろん、70年代にテレビで楽しんだボブ・ホープの「珍道中シリーズ」、ジェリー・ルイスの「底抜けシリーズ」、ジャック・レモンとウォルター・マッソーの一連の作品(それぞれの単独の作品も含めて)、80年代に映画館で観たマルクス兄妹の諸作品など、古いものを挙げただけでもとんでもない数になる。しかもそのレベルが非常に高い。僕のコメディの基準はこの時代のアメリカのコメディ映画で作られたといっても過言ではない。

 アメリカのコメディに比べると、確かにイギリスのコメディは地味で暗い印象をぬぐえない。それに何といっても癖がありすぎる。正直僕はモンティ・パイソンのどこが面白いのかさっぱり分からない。ただただバカバカしいとしか思えない。たぶん相当風刺やひねりが効いていて、イギリス社会の実情をよく知らないと十分理解できないのだろう。それに比べるとローワン・アトキンソンの「Mr.ビーン」シリーズは素直に笑える(TV番組だが、彼がにこりともしないで渋い警視役を演じる「メグレ警視」シリーズも絶品)。笑いのツボが分かりやすいからだろう。彼の笑いはアメリカで言えばジェリー・ルイスに近いと感じる。

 ローワン・アトキンソンほどはちゃめちゃではないが、90年代以降のイギリス・コメディはだいぶ明るく分かりやすいものが多い。例えば、アニメの「ウォレスとグルミット」シリーズ、「ウェイクアップ!ネッド」(1998)、「シャンプー台のむこうに」(2000)、「ケミカル51」」(2002)、「ミリオンズ」(2004)、「キンキー・ブーツ」(2005)、「パレードへようこそ」(2014)など(これに上述の「ウイスキーと2人の花嫁」を含めても良いだろう)。イギリスらしいブラックな笑いも含みつつも、素直に楽しめる。

 しかしイーリング・コメディとなるとやはり日本人には馴染みにくいものがあるというのが正直なところだろう。それなりに面白いのだが、イギリス映画の歴代ベスト100に入るほどのものか?どうやらイギリス人と日本人では笑いの感覚が少し違うようだ。イーリング・コメディの多くが日本未公開だったのも故なしとしない。と思う一方で、その独特のコメディ・センスも全く分からないわけではない。

 具体的に個別例を挙げてみよう。個人的に一番面白いと思ったのは「ラベンダー・ヒル・モブ」(この場合のモブは「群衆」という意味ではなく、「ギャング」つまり金塊強奪をたくらむ「ラベンダー・ヒル一味」という意味)。真面目な銀行員がひょんなことから金塊強盗を思い付くという設定が面白い。金塊を強奪しただけでは国内でさばけない。そこで、それを溶かして土産用のミニチュア・エッフェル塔に仕立ててフランスに持ち出すという卓抜な発想。土産物品は表面だけ金色に塗ってあるだけだが、こちらは全部本物の金でできている。見ただけでは区別がつかない。しかし次々と想定外の出来事が起こり、ドタバタ劇の展開になる。笑いのツボが分かりやすいので、これは確かに面白い。主演は名優アレック・ギネス。さすがにうまい。

 アレック・ギネスは「カインド・ハート」にも出演している。彼が一人8役を演じているということで有名な作品だが、日本未公開のため長いこと幻の作品になっていたものだ。やっと見るとこができたが、アレック・ギネスの8面相よりも、むしろ主人公のルイ(デニス・プライス)の迫力の方が凄い。彼の母は伯爵家の血を引きながら、イタリア人のオペラ歌手と駆け落ちしたために勘当され、相続権を奪われていた。そのため不遇をかこっていたが、母の亡骸すら引き取ってくれない冷酷な伯爵家にルイは復讐することを決意する。そして伯爵家の相続権を持つ8人(この8人をアレック・ギネスが一人で演じている)を次々に殺していったのだ。念願かなって伯爵家を継いだルイだが、皮肉にも全く関係ない別の事件で訴えられ死刑判決を受けるという展開に。いかにもイーリングらしいサスペンス・コメディ。コメディといっても大笑いしながら観るタイプではない。むしろ人間の欲望に対する皮肉な視線を楽しむ映画だろう。

 「白衣の男」もまたまたアレック・ギネス主演の映画。つまり彼はイーリング映画の看板役者なのである。若い人たちには「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービを演じた人という印象が強いだろうが、僕には「大いなる遺産」(1947)や「オリヴァ・ツイスト」(1947)などのディケンズ作品、「マダムと泥棒」(1955)、「アラビアのロレンス」(1962)、「ドクトル・ジバゴ」(1965)などがむしろ思い浮かぶ。これに「マダムと泥棒」以外のイーリング・コメディが新たに加わったという感じだ。

 「白衣の男」は期待したほどではなかったが、イギリスらしいひねりの効いた映画だ。アレック・ギネス演じる男が汚れない、切れない、擦り減らないという繊維を開発して売り込もうとするが、そんなものを作られたのでは売り上げが減って困る繊維業界が何とかしてそれを食い止めようとして起こる騒動をドタバタ調で描いている。とにかく試作品の白いスーツを着たアレック・ギネスが逃げ回る映画だ。その目まぐるしさはさながら「ミニミニ大作戦」(1968) のようだ。監督は「マダムと泥棒」のアレクサンダー・マッケンドリック。

 世紀の発明を生み出した研究設備が情けないほど貧弱なのは笑って見逃すとしても、どことなく全体に絵空事のような雰囲気があってそれが気になる。繊維業界の大物たちだけではなく、繊維会社に勤める社員たちも自分たちの仕事が奪われると追跡に加わるあたりは何とも皮肉なほどリアルだが、それでもどこかリアリティが薄い。基本の発明が荒唐無稽だからか。とはいえ、飄々としたアレック・ギネスの存在感はさすがだ。結局彼が着ていた白いスーツは逃げ回っているうちに破れたりほつれたりしてしまう。発明は失敗だった。しかしそれにめげず、さらに研究を続けるラストの彼の姿に思わず頬が緩む。

 「夢の中の恐怖」は一転してホラー・サスペンスである。まったく聞いたこともなかった作品だが、これがなかなかの傑作だった。4人の監督が演出した5話から成るオムニバス形式のホラー映画。古い屋敷に呼び出された人々が、それぞれに体験した怪奇な出来事を語り合うというよくある設定。それぞれの逸話が良く出来ていて、ロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニが共作した「世にも怪奇な物語」(1967) よりも出来が良いと思った。

 続いてはイーリング・スタジオ制作の戦争映画2本を取り上げる。「軍旗の下に」は本格的な戦争映画だが、アメリカ映画のような激しい戦闘場面を売り物にするのではなく、人間ドラマを中心に描いている。その分地味だが、リアルな映画になっている。なにしろイギリス艦船がドイツ軍によって撃沈され、生き残った兵士たちが救命ボートにつかまって海の上をさまようというのだから、勇ましい映画になりようがない。ヒッチコック監督の「救命艇」のような状況になるわけだが、何とか助かろうと醜い争いを繰り広げるという展開ではなく、互いに励ましあいながら戦争前の日々をそれぞれに回想するという流れになる。監督を務めたノエル・カワードが主演も兼ねていて、他を圧する存在感を出している。

 もう一つの「怒りの海」もアメリカ映画のような激しい戦闘場面が見せ場になっているわけではなく、むしろ戦争という非人間的状況における人間的苦悩に焦点を当てているところに共感する。一番印象的な場面は、敵のUボートをレーダーで発見するのだが、そのUボートのすぐ真上に船を沈められ水中に投げ出された味方の一群が浮いているという場面。Uボートに爆雷を投げ込めば、そのすぐ上にいる見方も犠牲になる。アレクセイ・ゲルマン監督の「道中の点検」(1971) に出て来る手に汗を握る場面とよく似た設定だ。艦長は迷うが、攻撃を命ずる。しかし結果としてどうやらUボートはいなかったか、逃げられたか、いずれにしても戦果は挙げられなかった。むなしく仲間を犠牲にしただけだ。乗組員から船長に「人殺し」という言葉が投げつけられる。艦長はその後長いこと自分の決定が正しかったのかと苦悩する。次々と敵をなぎ倒す勇ましい場面ではなく、このような人間描写がこの作品に価値を与えている。「老兵は死なず」(こちらはイーリング映画ではない)も含めた3本のイギリス戦争映画はこの点で共通している。

 最後に取り上げる2本はイーリング映画ではない。まずは同じ戦争映画ということで「老兵は死なず」を取り上げる。この映画の最後の30分くらいがこの作品に価値をもたらしている。正直序盤から中盤までは退屈だった。しかし最後の30分は長い付け足しではなく、戦争というもの、あるいは第一次大戦と第二次大戦の違いをよく描いている。特にデボラ・カーの言うセリフ「本当に不思議な人たちだわ。奇妙ね。何年もの間美しい曲や詩を書いていた人たちが突然戦争を始める。無防備な船を沈め、人質を撃ち、ロンドンの町を破壊する。子供まで殺して血に汚れた軍服を着たままシューベルトを聞いている。どこか変だわ。そう思わない?」は強く印象に残る名セリフだと思う。

 この映画が優れているのはイギリス人将校クライブとドイツ人将校テオの人間的交流を真摯に描いたことである。2人はある事情から決闘することになるが、相打ちとなって共に同じ病院で手当てを受けることになる。共に傷を癒すうちに2人は友情を結ぶことになる。この辺りの設定はジョージア映画の名作「みかんの丘」に通じるものがある。しかしその後第一次大戦が起こり2人は敵味方に分かれる。ドイツ軍将校テオは捕虜となっていた。終戦後テオはドイツに帰るが、ドイツではナチスが台頭しており、彼の息子はナチスに傾倒していった。ナチスに同調できないテオはイギリスに亡命し、クライブと同居することになる。

 クライブとテオの描写にほぼ同等の時間を当てているところが成功している。そして二人をつなぐ役割を果たす女性3人をデボラ・カーが一人3役で演じているのも特筆に値する。この映画でのデボラ・カーは本当に素晴らしい。「黒水仙」、「サンダウナーズ」(1960)、「めぐり逢い」(1957)、「旅路」(1958) などと並ぶ彼女の代表作の一つと言って良いだろう。

 「長く熱い週末」はイギリスでは珍しいギャング映画である。ボブ・ホスキンスとヘレン・ミレン主演で、前にもそんな組み合わせの映画があったとかすかな記憶があった。途中で映画日記を調べてみたら2018年にユーネクストで観ていた。覚えている場面は結構あったが、タイトルは完全に忘れていた。

 作品について詳しくは述べないが、とにかくボブ・ホスキンスが素晴らしい。「モナリザ」(1986) や「ヘンダーソン夫人の贈り物」(2005) と並ぶ彼の代表作である。とにかく凄味が違う。それでいて予想外の事態に戸惑いを隠せないところもある。冷酷だが卑劣ではない。しかし知らず知らずのうちにドツボにはまり、予想外の事態に散々振り回された挙句に底なし沼に転落してゆく。

 というのも戦った相手が悪かった。ボブ・ホスキンスのギャング組織は何者かにより次々と攻撃を受ける。最初はロンドンのギャングの裏切りを疑うがどうも違うらしい。次にアメリカのギャングを疑うが、どうやら彼らでもない。彼の経営するレストランが爆破されるという事件が早い段階で起こるが、実はこれがヒントだった。正体の分からない敵は何とIRAだった。

 今ではテロ組織といえばイスラム過激派というイメージが定着しているが、この映画が製作された1980年ごろは、テロ組織といえば真っ先にIRA(アイルランド共和国軍)が思い浮かんだものだ。ケン・ローチ監督の名作「麦の穂をゆらす風」(2006) では、アイルランドを植民地にして暴虐の限りを尽くしていたイギリスに対するアイルランド人の独立戦争が描かれている。多大な犠牲を出してアイルランドは独立を勝ち取るが、イギリスの抵抗で北アイルランドがイギリス領にとどまるという不完全な独立になってしまった。その結果完全独立を求める派と不完全でも勝ち取った独立を守ろうとする派に分かれて内戦になってしまう。「麦の穂をゆらす風」の終盤は、共に独立戦争を戦ったアイルランド人同士が二つに分かれて殺しあう悲惨な状況を冷徹に描き出す。

 「麦の穂を揺らす風」は内戦に突入する段階で終わるが、内戦は結局完全独立派が敗北する。IRAは過激化し爆弾テロでイギリスに抵抗を続ける。イギリス軍でも手を焼くIRAを敵に回してはいくらボブ・ホスキンスの大ギャング組織とはいえ勝ち目はない?さて、どうなるかは観てのお楽しみ。ボブ・ホスキンスの妻役がヘレン・ミレンである。まだ大女優の風格はなく、むしろ色気たっぷりの美人女優という感じだ。ヘレン・ミレンの映画は20本近く観ているが、この映画の彼女が一番若い。演技派の大女優という印象が強かっただけに、若い頃はこんなに美人だったのかと正直驚いた。しかし大熱演のボブ・ホスキンスに押されて影が薄い添え物に終わっているわけではない。そこはヘレン・ミレン、後の大女優の片鱗が垣間見えるところはさすがだ。

 

2021年9月14日 (火)

ゴブリンのこれがおすすめ 66 アメリカ映画(3)2000年以降

「メメント」(2000) クリストファー・ノーラン監督
「アメリカン・ビューティー」(2000) サム・メンデス監督
「オー・ブラザー!」(2000)  ジョエル・コーエン監督
「グリーン・デスティニー」(2000) アン・リー監督、アメリカ・中国
「ショコラ」(2000)  ラッセ・ハルストレム監督
「スナッチ」(2000) ガイ・リッチー監督
「トラフィック」(2000) スティーヴン・ソダーバーグ監督
「小説家を見つけたら」(2000) ガス・ヴァン・サント監督
「舞台よりすてきな生活」(2000) マイケル・カレスニコ監督、アメリカ・ドイツ
「アメリカン・ラプソディー」(2001) エヴァ・ガルドス監督、アメリカ・ハンガリー
「シュレック」(2001) アンドリュー・アダムソン、ビッキー・ジェイソン監督
「アイ・アム・サム」(2001) ジェシー・ネルソン監督
「ディナーラッシュ」(2001) ボブ・ジラルディ監督
「シッピング・ニュース」(2001) ラッセ・ハレストレム監督
「チョコレート」(2001) マーク・フォスター監督
「モンスターズ・インク」(2001) ピート・ドクター監督
「ビューティフル・マインド」(2001)  ロン・ハワード監督
「アバウト・シュミット」(2002) アレクサンダー・ペイン監督
「アマンドラ!希望の歌」(2002) リー・ハーシュ監督、南アフリカ・アメリカ
「シカゴ」(2002) ロブ・マーシャル監督
「スティーヴィー」(2002) スティーヴ・ジェイムズ監督
「ボウリング・フォー・コロンバイン」(2002) マイケル・ムーア監督
「ボーン・アイデンティティー」(2002)  ダグ・リーグマン監督
「ヴェロニカ・ゲリン」(2003) ジョエル・シュマッカー監督、米・アイルランド・英
「エイプリルの七面鳥」(2003) ピーター・ヘッジス監督
「カーサ・エスペランサ」(2003) ジョン・セイルズ監督、アメリカ・メキシコ
「コールド・マウンテン」(2003)  アンソニー・ミンゲラ監督
「シービスケット」(2003) ゲイリー・ロス監督
「21グラム」(2003)  アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(2003) ゴア・バービンスキー監督
「ビッグ・フィッシュ」(2003) ティム・バートン監督
「ファインディング・ニモ」(2003) アンドリュー・スタントン&リー・アンクリッチ監督
「モナリザ・スマイル」(2003) マイク・ニューウェル監督
「ラスト・サムライ」(2003) エドワード・ズウィック監督
「ヴェニスの商人」(2004)  マイケル・ラドフォード監督、米・英・伊・ルクセンブルク
「華氏911」(2004) マイケル・ムーア監督
「きみに読む物語」(2004) ニック・カサヴェテス監督
「クラッシュ」(2004) ポール・ハギス監督
「五線譜のラブレター」(2004) アーウィン・ウィンクラー監督
「サイドウェイ」(2004) アレクサンダー・ペイン監督
「シュレック2」(2004) アンドリュー・アダムソン、他、監督
「スパングリッシュ」(2004)ジェームズ・L・ブルックス監督
「ビフォア・サンセット」(2004)リチャード・リンクレイター監督
「ボーン・スプレマシー」(2004) ポール・グリーングラス監督
「Mr.インクレディブル」(2004)ブラッド・バード監督
「未来を写した子どもたち」(2004)ロス・カウフマン、ザナ・ブリスキ監督
「ミリオンダラー・ベイビー」(2004)クリント・イーストウッド監督
「モーターサイクル・ダイアリーズ」(2004) ヴァルテル・サレス監督、英・米
「ランド・オブ・プレンティ」(2004)ヴィム・ヴェンダース監督、アメリカ・ドイツ
「Ray/レイ」(2004)テイラー・ハックフォード監督
「アメリカ、家族のいる風景」(2005)ヴィム・ヴェンダース監督
「グッドナイト&グッドラック」(2005)ジョージ・クルーニー監督
「ジャーヘッド」(2005)サム・メンデス監督
「シン・シティ」(2005)ロバート・ロドリゲス監督
「シンデレラマン」(2005)ロン・ハワード監督
「スタンドアップ」(2005)ニキ・カーロ監督
「旅するジーンズと16歳の夏」(2005)ケン・クワピス監督
「トランスアメリカ」(2005)ダンカン・タッカー監督
「ノー・ディレクション・ホーム」(2005)マーティン・スコセッシ監督
「ブロークバック・マウンテン」(2005)アン・リー監督
「ブロークン・フラワーズ」(2005)ジム・ジャームッシュ監督
「プロデューサーズ」(2005)スーザン・ストローマン監督
「ロード・オブ・ウォー」(2005)アンドリュー・ニコル監督
「今宵フィッツジェラルド劇場で」(2006)ロバート・アルトマン監督
「カポーティ」(2006)ベネット・ミラー監督
「ジプシー・キャラバン」(2006)ジャスミン・デラル監督
「16ブロック」(2006)リチャード・ドナー監督
「父親たちの星条旗」(2006)クリント・イーストウッド監督
「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(2006)トミー・リー・ジョーンズ監督、米・仏
「ドリームガールズ」(2006)ビル・コンドン監督
「プラダを着た悪魔」(2006)デビッド・フランケル監督
「ボビー」(2006)エミリオ・エステヴェス監督
「リトル・ミス・サンシャイン」(2006)ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス監督
「アメリカン・ギャングスター」(2007)リドリー・スコット監督
「イントゥ・ザ・ワイルド」(2007)ショーン・ペン監督
「告発のとき」(2007)ポール・ハギス監督
「3時10分、決断のとき」(2007)ジェームズ・マンゴールド監督
「千年の祈り」(2007)ウェイン・ワン監督、米・日本
「その土曜日、7時58分」(2007)シドニー・ルメット監督、米・英
「ダージリン急行」(2007)ウェス・アンダーソン監督
「扉をたたく人」(2007)トム・マッカーシー監督
「ヒロシマナガサキ」(2007)スティーブン・オカザキ監督
「ボーン・アルティメイタム」(2007)ポール・グリーングラス監督
「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」(2007)タマラ・ジェンキンス監督
「ウォーリー」(2008)アンドリュー・スタントン監督
「カールじいさんの空飛ぶ家」(2008)ピート・ドクター監督
「グラン・トリノ」(2008)クリント・イーストウッド監督
「セントアンナの奇跡」(2008)スパイク・リー監督、米・伊
「ダウト」(2008)ジョン・パトリック・シャンリー監督
「ダークナイト」(2008)クリストファー・ノーラン監督
「チェ28歳の革命」(2008)スティーヴン・ソダーバーグ監督、米・仏・スペイン
「チェンジリング」(2008)クリント・イーストウッド監督
「ハート・ロッカー」(2008)キャスリン・ビグロー監督
「フロスト×ニクソン」(2008)ロン・ハワード監督
「フローズン・リバー」(2008)コートニー・ハント監督
「ワルキューレ」(2008)ブライアン・シンガー監督、アメリカ・ドイツ
「アバター」(2009)ジェームズ・キャメロン監督
「イングロリアス・バスターズ」(2009)クエンティン・タランティーノ監督
「インビクタス/負けざる者たち」(2009)クリント・イーストウッド監督
「キャピタリズム マネーは踊る」(2009)マイケル・ムーア監督
「クレイジー・ハート」(2009)スコット・クーパー監督
「シャッター・アイランド」(2009)マーティン・スコセッシ監督
「人生万歳!」(2009)ウディ・アレン監督
「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」(2009)ウェイン・クラマー監督
「9<ナイン>」(2009)シェーン・アッカー監督
「プレシャス」(2009)リー・ダニエルズ監督
「路上のソリスト」(2009)ジョー・ライト監督
「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)ティム・バートン監督
「ウィンターズ・ボーン」(2010)デブラ・グラニック監督
「カンパニー・メン」(2010)ジョン・ウェルズ監督
「キラー・インサイド・ミー」(2010)マイケル・ウィンターボトム監督、米・英・加・他
「127時間」(2010)ダニー・ボイル監督、英・米
「ソーシャル・ネットワーク」(2010)デヴィッド・フィンチャー監督
「トイ・ストーリー3」(2010)リー・アンクリッチ監督
「トゥルーグリット」(2010)ジョエル&・イーサン・コーエン
「ヒアアフター」(2010)クリント・イーストウッド監督
「ブラック・スワン」(2010)ダーレン・アロノフスキー監督
「星の旅人たち」(2010)エミリオ・エステヴェス監督、アメリカ・スペイン
「アンノウン」(2011)ジャウマ・コレット=セラ監督、ドイツ・アメリカ
「WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々」(2011)トム・マッカーシー監督
「永遠の僕たち」(2011)ガス・ヴァン・サント監督
「ヒューゴの不思議な発明」(2011)マーティン・スコセッシ監督
「ファミリー・ツリー」(2011)アレクサンダー・ペイン監督
「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」(2011)テイト・テイラー監督
「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)ウディ・アレン監督、スペイン・アメリカ
「ランゴ おしゃべりカメレオンの不思議な冒険」(2011)ゴア・ヴァービンスキー監督
「シルク・ドゥ・ソレイユ 彼方からの物語」(2012)アンドリュー・アダムソン監督
「チョコレートドーナツ」(2012)トラヴィス・ファイン監督
「25年目の弦楽四重奏」(2012)ヤーロン・ジルバーマン監督
「ブラインド・フィア」(2012)ジョゼフ・ルーベン監督
「メリダとおそろしの森」(2012)マーク・アンドリュース、他監督
「モネ・ゲーム」(2012)マイケル・ホフマン監督
「リンカーン」(2012)スティーヴン・スピルバーグ監督
「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」(2013)ジョエル&イーサン・コーエン監督
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013)マーティン・スコセッシ監督
「黄金のメロディ マッスル・ショールズ」(2013)グレッグ・キャマリア監督
「ゼロ・グラビティ」(2013)アルフォンソ・キュアロン監督
「それでも夜は明ける」(2013)スティーヴ・マックィーン監督
「ダラス・バイヤーズクラブ」(2013)ジャン=マルク・ヴァレ監督
「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」(2013)アレクサンダー・ペイン監督
「パークランド」(2013)ピーター・ランデズマン監督
「バックコーラスの歌姫たち」(2013)モーガン・ネヴィル監督
「ブルー・ジャスミン」(2013)ウディ・アレン監督
「フルートベール駅で」(2013)ライアン・クーグラー)監督
「アメリカン・スナイパー」(2014)クリント・イーストウッド監督
「アリスのままで」(2014)リチャード・グラツァー、他、監督
「ゴーン・ガール」(2014)デヴィッド・フィンチャー)監督
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」(2014)ジョン・ファヴロー監督
「ジャージー・ボーイズ」(2014)クリント・イーストウッド監督
「ジャッジ 裁かれる判事」(2014)デヴィッド・ドプキン監督
「セッション」(2014)デイミアン・チャゼル監督
「ナイトクローラー」(2014)ダン・ギルロイ監督
「バードマン」(2014)アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督
「パリ3区の遺産相続人」(2014)イスラエル・ホロヴィッツ監督、米・英・仏
「フランシス・ハ」(2014)ノア・バームバック監督
「ボックストロール」(2014)グレアム・アナブル、アンソニー・スタッキ監督
「マイ・ファニー・レディ」(2014)ピーター・ボグダノヴィッチ監督
「わたしに会うまでの1600キロ」(2014)ジャン=マルク・ヴァレ監督
「エベレスト 3D」(2015)バルタザール・コルマウクル監督
「オデッセイ」(2015)リドリー・スコット監督
「クーパー家の晩餐会」(2015)ジェシー・ネルソン監督
「スポットライト 世紀のスクープ」(2015)トム・マッカーシー監督
「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」(2015)ジェイ・ローチ監督
「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」(2015)フレデリック・ワイズマン監督
「ブリッジ・オブ・スパイ」(2015)スティーヴン・スピルバーグ)監督
「ボーダーライン」(2015)ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(2015)アダム・マッケイ監督
「MERU/メルー」(2015)ジミー・チン、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ監督
「レヴェナント:蘇えりし者」(2015、)レハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督
「ガール・オン・ザ・トレイン」(2016)テイト・テイラー監督
「ザ・コンサルタント」(2016)ギャビン・オコナー監督
「SING/シング」(2016)ガース・ジェニングス監督
「ズートピア」(2016)バイロン・ハワード、リッチ・ムーア監督
「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」(2016)ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男」(2016)ゲイリー・ロス監督
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2016)ケネス・ロナーガン家督
「女神の見えざる手」(2016)ジョン・マッデン監督、フランス・アメリカ
「私はあなたのニグロではない」(2016)ラウル・ペック監督、米・仏・ベルギー・スイス
「ウィンド・リバー」(2017)テイラー・シェリダン監督
「エイリアン:コヴェナント」(2017)リドリー・スコット監督
「女と男の観覧車」(2017)ウディ・アレン監督、アメリカ
「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(2017)ロブ・ライナー監督
「荒野の誓い」(2017)スコット・クーパー監督
「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)ギレルモ・デル・トロ監督
「スリー・ビルボード」(2017)マーティン・マクドナー監督、アメリカ・イギリス
「ドリーム」(2017)セオドア・メルフィ監督、アメリカ
「ペンタゴン・ペーパーズ」(2017)スティーヴン・スピルバーグ監督
「リメンバー・ミー」(2017)リー・アンクリッチ監督
「レディ・バード」(2017)グレタ・ガーウィグ監督
「グリーンブック」(2018)ピーター・ファレリー監督、アメリカ
「15時17分、パリ行き」(2018)クリント・イーストウッド)監督
「トレイン・ミッション」(2018)ジャウマ・コレット=セラ監督、アメリカ・イギリス
「運び屋」(2018)クリント・イーストウッド監督
「ブラック・クランズマン」(2018)スパイク・リー監督
「グッドライアー 偽りのゲーム」(2019)ビル・コンドン監督
「ジョジョ・ラビット」(2019)タイカ・ワイティティ監督、アメリカ・ドイツ
「ハリエット」(2019)ケイシー・レモンズ監督
「ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒」(2019)クリス・バトラー監督、カナダ・米
「リチャード・ジュエル」(2019)クリント・イーストウッド監督
「ノマドランド」(2020)クロエ・ジャオ監督
「秘密への招待状」(2020)バート・フレインドリッチ監督

 

 「ゴブリンのこれがおすすめ」シリーズにはこれまで国別のおすすめ映画を載せてきました。「中国・台湾映画」(シリーズ41)、「韓国映画・ドラマ」(46)、「ソ連・ロシア映画」(54)、「ドイツ映画」(55)、「イタリア映画」(56)、「イギリス映画1、2」(58・59)、「日本映画1、2」(62・63)、様々な国のおすすめ映画を集めた「いろんな国の映画を観てみよう」(50)、これに「アメリカ映画1、2、3」(64-66)が最後に加わり、国別おすすめ映画シリーズは完結しました。これが現時点でゴブリンがおすすめする映画の全体像ということになります。もちろん、おすすめする以上すべて自分で観ている作品です。

 もちろんお勧めしたい映画はこれですべてというわけではありません。「ゴブリンのこれがおすすめ」シリーズにはジャンル別などのリストもあり、そこには入っているが国別シリーズからは抜けているものもあるでしょう。また、観てから年月が経ちすぎて、観直すまで保留にしてある映画もあります。子供のころよく観ていた怪獣映画(記憶にある一番古い映画は「キングコング対ゴジラ」です)を別にすれば、僕が本格的に映画を観始めたのは高校2年生だった1971年からです。これまで5千本近い映画を観てきました。先日「映劇」で観直した「わんぱく戦争」は実に49年と8ヶ月ぶりでした。ほぼ半世紀ぶりに観て深い感慨を覚えたものです。1971年から72年にかけて450本くらい観ています。その中にはそれきり観ていないものもかなり含まれていますし、さらにその中には「おすすめ」に値するが記憶が薄れて保留になっているものも結構ありそうです。

 これからも久々に観直したものや新作もその都度書き足してゆくつもりです。またジャンル別特集もいくつか構想しています(例えばサスペンス・ミステリー特集、コメディ映画特集、西部劇特集、社会派映画(政治劇を含む)特集、映画で観る世界文学、等々)。

 僕は好きな映画を3本挙げてくださいとか、これまで観た映画のベスト10は何ですかという類の質問に一度も答えらえたことがありません。素晴らしい映画があまりにたくさんありすぎて、とても絞り切れないからです。せめて200本は選ばせてほしい(これだって泣く泣く落とす作品がどれだけあることか)。まあ、特定の監督や俳優のベスト10ならなんとか挙げられますが。だからどうしても膨大なリストになってしまうのです。古今東西の映画を積極的に観てゆく姿勢は今後も変わらないと思うので、味もそっけもないただ長いだけのリストを挙げる作業は今後も続けることでしょう。

 同時に、短くてもよいので少しずつ観た映画のレビューを書いてゆこうと思っています。記憶力が相当落ちているので、以前のような長くて緻密なレビューはもう書けません。映画レビューを書かなくなって気が付いたことは、レビューを書いてないとついこの間観たばかりの映画でも思い出せないことが多いという事実です。毎月「先月観た映画採点表」という記事を載せていますが、1ヶ月以内に観た映画でもタイトルだけではどんな映画だったか思い出せないことが当たり前のようにあるのだから我ながら情けない。観た映画はすべてフリーソフトの「映画日記」に入力していますが、その際あらすじなどを映画紹介サイトなどからコピーしています。しかしこれが全く役に立たない。それを読んでもどんな映画だったのかさっぱり記憶がよみがえってこない。映画の内容や特徴、あらすじなどを短い文章で的確に表現することは、かなりの能力と熟練を要することがこのことから分かります。もちろん自分の記憶力の衰えが一番の問題ですが(何しろ数か月前に観た映画をまるで初めて観たつもりで観ていて、後で「映画日記」に入力しようとして前に観ていたことが判明して驚愕するという経験が何度もあるのですから)、短くても自分の言葉で映画の内容や評価をまとめておくことが記憶を保つ一番の方法だと思ったしだいです。

 

<追記>
 フリーソフトの「映画日記」を利用する前は、手書きの映画日記に記録していました。スタッフやキャストと共にいつどこで観たかも記録しているのですが、たまに観た日付を書き忘れることがあります。上記の「わんぱく戦争」も日付が抜けていました。前後に観た映画の日付から何年の何月かまでは分かるのですが、何日かは分からない。そんなことは気にならない人にはどうでもいい事でしょうが、ゴブリンは記録魔なので、日付には名探偵モンク並みにこだわるので気になって仕方がない。日付の書き忘れは度々ありますが、何十年も前にテレビで観た映画の日付などもう永久に分からないと長いこと諦めていました。しか~し、今のネット社会はすごい。何と「テレビの洋画劇場で放送された作品リスト」というサイトを1年くらい前に発見してしまいました。新聞の縮刷版のテレビ・ラジオ欄でも片っ端から調べているのか、50年前に放送された映画でもその放送日が分かってしまうのです!これにどれだけ助けられたことか。
 ただ、なぜか「わんぱく戦争」はこれには載っていませんでした。改めてネットで検索し直して、やっと1972年1月9日に放送されていたことが分かりました。意外にもウィキペディアに載っていました。1月8日に観た「殺人者はバッヂをつけていた」と1月10日に観た「シェナンドー川」の間ですから、この日に間違いありません。「わんぱく戦争」の次に観た「633爆撃隊」も日付が抜けていましたが、これは「テレビの洋画劇場で放送された作品リスト」で1月9日に観ていたことが分かりました。

 

2021年9月13日 (月)

ゴブリンのこれがおすすめ 65 アメリカ映画(2)1970年~1999年

「イージー・ライダー」(1970) デニス・ホッパー監督
「いちご白書」(1970) スチュアート・ハグマン監督
「ウッドストック」(1970) マイケル・ウォドレー監督
「小さな巨人」(1970) アーサー・ペン監督
「白昼の非常線」(1970) ラルフ・ネルソン監督
「パットン大戦車軍団」(1970) フランクリン・J・シャフナー監督
「ボクサー」(1970) マーティン・リット監督
「M・A・S・H」(1970) ロバート・アルトマン監督
「真夜中のパーティー」(1970) ウィリアム・フリードキン監督
「屋根の上のバイオリン弾き」(1970) ノーマン・ジュイソン監督
「…YOU…」(1970) リチャード・ラッシュ監督
「ある愛の詩」(1971) アーサー・ヒラー監督
「アンドロメダ…」(1971) ロバート・ワイズ監督
「ジョニーは戦場へ行った」(1971) ダルトン・トランボ監督
「ダーティー・ハリー」(1971) ドン・シーゲル監督
「トロイアの女」(1971) マイケル・カコヤニス監督
「バニシング・ポイント」(1971)  リチャード・C・サラフィアン監督
「フレンチ・コネクション」(1971) ウィリアム・フリードキン監督
「キャバレー」(1972) ボブ・フォッシー監督
「激突!」(1972) スティーヴン・スピルバーグ監督
「ゴッドファーザー」(1972) フランシス・F・コッポラ監督
「探偵<スルース>」(1972)  ジョセフ・L・マンキウィッツ監督
「ポセイドン・アドベンチャー」(1972) ロナルド・ニーム監督
「ラスト・ショー」(1972) ピーター・ボグダノヴィッチ監督
「アメリカン・グラフィティ」(1973)  ジョージ・ルーカス監督
「さらば冬のかもめ」(1973) ハル・アシュビー監督
「ジャッカルの日」(1973) フレッド・ジンネマン監督
「スケアクロウ」」(1973)  ジェリー・シャッツバーグジェリー・シャッツバーグ監督
「スティング」(1973) ジョージ・ロイ・ヒル監督
「追憶」(1973) シドニー・ポラック監督
「ペーパー・ムーン」(1973)  ピーター・ボグダノヴィッチ監督
「カンバセーション盗聴」(1974) フランシス・F・コッポラ監督
「タワーリング・インフェルノ」(1974) ジョン・ギラーミン監督
「チャイナ・タウン」(1974) ロマン・ポランスキー監督
「ハリーとトント」(1974) ポール・マザースキー監督
「フロント・ページ」(1974)ビリー・ワイルダー監督
「レニー・ブルース」(1974)ボブ・フォッシー監督
「狼たちの午後」(1975) シドニー・ルメット監督
「カッコーの巣の上で」(1975) ミロス・フォアマン監督
「コンドル」(1975) シドニー・ポラック監督
「さらば愛しき女よ」(1975) ディック・リチャーズ監督
「ナッシュビル」(1975)ロバート・アルトマン監督
「マンディンゴ」(1975)リチャード・フライシャー監督
「ウディ・ガスリーわが心のふるさと」(1976) ハル・アシュビー監督
「ザ・フロント」(1976) マーティン・リット監督
「大統領の陰謀」(1976) アラン・J・パクラ監督
「タクシー・ドライバー」(1976) マーチン・スコセージ監督
「ネットワーク」(1976) シドニー・ルメット監督
「ロッキー」(1976) ジョン・G・アビルドセン監督
「アニー・ホール」(1977)ウディ・アレン監督
「グッバイ・ガール」(1977)ハーバート・ロス監督
「ジュリア」(1977)フレッド・ジンネマン監督
「スター・ウォーズ」(1977) ジョージ・ル-カス監督
「未知との遭遇」(1977) スティーヴン・スピルバーグ監督
「愛と喝采の日々」(1978) ハーバート・ロス監督
「帰郷」(1978) ハル・アシュビー監督
「ビッグ・ウェンズデー」(1978) ジョン・ミリアス監督
「ミッドナイト・エクスプレス」(1978) アラン・パーカー監督
「オール・ザット・ジャズ」(1979) ボブ・フォッシー監督
「クレイマー、クレイマー」(1979) ロバート・ベントン監督
「地獄の黙示録」(1979) フランシス・F・コッポラ監督
「エイリアン」(1979) リドリー・スコット監督
「チャイナ・シンドローム」(1979) ジェームズ・ブリッジス監督
「チャンス」(1979) ハル・アシュビー監督
「注目すべき人々との出会い」(1979) ピーター・ブルック監督
「ノーマ・レイ」(1979) マーティン・リット監督
「ローズ」(1979) マーク・ライデル監督
「歌え!ロレッタ愛のために」(1980)  マイケル・アプテッド監督
「エレファント・マン」(1980) デヴィッド・リンチ監督
「グロリア」(1980) ジョン・カサヴェテス監督
「殺しのドレス」(1980) ブライアン・デ・パルマ監督
「最前線物語」(1980) サミュエル・フラー監督
「シャイニング」(1980) スタンリー・キューブリック監督
「ジャスティス」(1980) ノーマン・ジュイソン監督
「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」(1980)  ジョージ・ルーカス監督
「フェーム」(1980) アラン・パーカー監督
「普通の人々」(1980) ロバート・レッドフォード監督
「レイジング・ブル」(1980)  マーティン・スコセッシ監督
「白いドレスの女」(1981)  ローレンス・カスダン監督
「黄昏」(1981) マーク・ライデル監督
「カリフォルニア・ドールズ」(1981)ロバート・アルドリッチ監督
「ラグタイム」(1981) ミロシュ・フォアマン監督
「レイダース 失われたアーク」(1981) スティーヴン・スピルバーグ監督
「レッズ」(1981) ウォーレン・ビーティ監督
「アトミック・カフェ」(1982) ケビン・ラファティ他監督
「E.T.」(1982) スティーヴン・スピルバーグ監督
「ソフィーの選択」(1982) アラン・J・パクラ監督
「トッツィー」(1982) シドニー・ポラック監督
「ビクター/ビクトリア」(1982)ブレイク・エドワーズ監督
「評決」(1982)シドニー・ルメット監督
「ミッシング」(1982) コスタ・ガブラス監督
「愛と追憶の日々」(1983) ジェームズ・L・ブルックス監督
「エル・ノルテ 約束の地」(1983) グレゴリー・ナヴァ監督
「ガープの世界」」(1983) ジョージ・ロイ・ヒル監督
「再会の時」(1983) ローレンス・カスダン監督
「シルクウッド」(1983) マイク・ニコルズ監督
「フラッシュダンス」」(1983) エイドリアン・ライン監督
「メル・ブルックスの大脱走」(1983)  アラン・ジョンソン監督
「アマデウス」(1984) ミロス・フォアマン監督
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」(1984)  スティーヴン・スピルバーグ監督
「ザ・リバー」(1984) マーク・ライデル監督
「ナチュラル」(1984) バリー・レヴィンソン監督
「ハーヴェイ・ミルク」(1984) ロバート・エプスタイン監督
「パリ・テキサス」(1984) ヴィム・ヴェンダース監督
「プレイス・イン・ザ・ハート」(1984) ロバート・ベントン監督
「ボディ・ダブル」(1984) ブライアン・デ・パルマ監督
「ホテル・ニューハンプシャー」(1984) トニー・リチャードソン監督
「ライトスタッフ」(1984) フィリップ・カウフマン監督
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(1984) セルジオ・レオーネ監督
「カイロの紫のバラ」(1985) ウッディ・アレン監督
「カラー・パープル」(1985) スティーヴン・スピルバーグ監督
「蜘蛛女のキス」(1985) ヘクトール・バベンコ監督、アメリカ・ブラジル
「刑事ジョン・ブック目撃者」(1985) ピーター・ウィアー監督
「コクーン」(1985) ロン・ハワード監督
「コーラスライン」(1985) リチャード・アッテンボロー監督
「バウンティフルへの旅」(1985) ピーター・マスターソン監督
「ペイル・ライダー」(1985)クリント・イーストウッド監督
「エイリアン2」(1986) ジェームズ・キャメロン監督
「カラー・パープル」(1986) スティーヴン・スピルバーグ監督
「サルバドル 遥かなる日々」(1986) オリヴァー・ストーン監督
「スタンド・バイ・ミー」(1986) ロブ・ライナー監督
「トップガン」(1986)トニー・スコット監督
「ハンナとその姉妹」(1986)ウディ・アレン監督
「プラトーン」(1986) オリヴァー・ストーン監督
「ブルー・ベルベット」(1986) デヴィッド・リンチ監督
「アンタッチャブル」(1987) ブライアン・デ・パルマ監督
「ザ・デッド/「ダブリン市民」より」(1987) ジョン・ヒューストン監督
「バグダッド・カフェ」(1987) パーシー・アドロン監督
「八月の鯨」(1987) リンゼイ・アンダーソン監督
「フルメタル・ジャケット」(1987) スタンリー・キューブリック監督
「メイトワン1920」(1987) ジョン・セイルズ監督
「ラジオ・デイズ」(1987) ウッディ・アレン監督
「危険な関係」(1988) スティーヴン・フリアーズ監督
「グッド・モーニング・ベトナム」(1988) バリー・レヴィンソン監督
「グランド・ゼロ」(1988) ブルース・マイルス&マイケル・パティンソン監督
「ダイ・ハード」(1988) ジョン・マクティアナン監督
「ディア・アメリカ」(1988) ビル・コーチュリー監督
「トーチソング・トリロジー」(1988) ポール・ボガート監督
「ミシシッピー・バーニング」(1988) アラン・パーカー監督
「ミラグロ」(1988)  ロバート・レッドフォード監督
「レインマン」(1988) バリー・レヴィンソン監督
「カジュアリティーズ」(1989) ブライアン・デ・パルマ監督
「グローリー」(1989) エドワード・ズウィック監督
「7月4日に生まれて」(1989) オリヴァー・ストーン監督
「白く渇いた季節」(1989) ユーザン・パルシー監督
「ドゥ・ザ・ライト・シング」(1989) スパイク・リー監督
「旅する女シャーリー・バレンタイン」(1989) ルイス・ギルバート監督
「ドライビングMissデイジー」(1989) ブルース・ペレスフォード監督
「NEMOニモ」(1989)  ウィリアム・T・ハーツ、波多正美監督、アメリカ・日本
「マグノリアの花たち」(1989) ハーバート・ロス監督
「ミュージック・ボックス」(1989)  コスタ・ガブラス監督
「ロジャー&ミー」(1989)  マイケル・ムーア監督
「ゴースト ニューヨークの幻」(1990)  ジェリー・ザッカー監督
「シザーハンズ」(1990) ティム・バートン監督
「ホーム・アローン」(1990)クリス・コロンバス監督
「ミラーズ・クロッシング」(1990)ジョエル・コーエン監督
「メンフィス・ベル」(1990)マイケル・ケイトン・ジョーンズ監督
「モ’・ベター・ブルース」(1990)  スパイク・リー監督
「ロング・ウォーク・ホーム」(1990) リチャード・ピアース監督
「わが心のボルチモア」(1990) バリー・レヴィンソン監督
「レナードの朝」(1990) ペニー・マーシャル監督
「希望の街」(1991)  ジョン・セイルズ監督
「JFK」(1991) オリヴァー・ストーン監督
「真実の瞬間」(1991) アーウィン・ウィンクラー監督
「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1991) ケビン・コスナー監督
「ナイト・オン・ザ・プラネット」(1991) ジム・ジャームッシュ監督
「裸のランチ」(1991) デビッド・クローネンバーグ監督
「羊たちの沈黙」(1991)  ジョナサン・デミ監督
「フォー・ザ・ボーイズ」(1991) マーク・ライデル監督
「フライド・グリーン・トマト」(1991) ジョン・アヴネット監督
「ボーイズ・ン・ザ・フッド」(1991) ジョン・シングルトン監督
「メル・ブルックス 逆転人生」(1991)メル・ブルックス監督
「レザボア・ドッグズ」(1991) クエンティン・タランティーノ監督
「ザ・プレイヤー」(1992) ロバート・アルトマン監督
「チャーリー」(1992) リチャード・アッテンボロー監督
「天使にラブ・ソングを」(1992) エミール・アルドリーノ監督
「ドラキュラ」(1992) フランシス・F・コッポラ監督
「パッション・フィッシュ」(1992) ジョン・セイルズ監督
「マルコムX」(1992) スパイク・リー監督
「許されざる者」(1992) クリント・イーストウッド監督
「ラスト・オブ・モヒカン」(1992) マイケル・マン監
「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992) ロバート・レッドフォード監督
「ルームメイト」(1992) バーベット・シュローダー監督
「キリング・ゾーイ」(1993) ロジャー・エイバリー監督
「ギルバート・グレイプ」(1993) ラッセ・ハレストレム監督
「クール・ランニング」(1993) ジョン・タートルトーブ監督
「黒豹のバラード」(1993) マリオ・バン・ピープルズ監督
「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」(1993) ランダ・ヘインズ監督
「シークレット・サービス」(1993) ウォルフガング・ペーターセン監督
「ジュラシック・パーク」(1993) スティーヴン・スピルバーグ監督
「ショート・カッツ」(1993) ロバート・アルトマン監督
「シンドラーのリスト」(1993)  スティーヴン・スピルバーグ監督
「セント・オブ・ウーマン」(1993) マーティン・ブレスト監督
「永遠の愛に生きて」(1993) リチャード・アッテンボロー監督
「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」(1993)ランダ・ヘインズ監督
「ジョイ・ラック・クラブ」(1993)  ウェイン・ワン監督
「日の名残り」(1993) ジェームズ・アイヴォリー監督
「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」(1993) ヘンリー・セレック監督
「フィラデルフィア」(1993) ジョナサン・デミ監督
「マンハッタン殺人ミステリー」(1993)  ウッディ・アレン監督
「ザ・ペーパー」(1994)  ロン・ハワード監督
「ショーシャンクの空に」(1994) フランク・ダラボン監督
「クイズ・ショウ」(1994) ロバート・レッドフォード監督
「パルプ・フィクション」(1994)  クエンティン・タランティーノ監督
「フィオナの海」(1994)  ジョン・セイルズ監督
「フォレスト・ガンプ 一期一会」(1994) ロバート・ゼメキス監督
「フランケンシュタイン」(1994) ケネス・ブラナー監督
「42丁目のワーニャ」(1994)  ルイ・マル監督
「アポロ13」(1995)  ロン・ハワード監督
「告発」(1995) マーク・ロッコ監督
「スモーク」(1995) ウェイン・ワン監督
「デッドマン・ウォーキング」(1995)  ティム・ロビンス監督
「フォー・ルームス」(1995) クエンティン・タランティーノ監督
「ブレイブハート」(1995) メル・ギブソン監督
「ブロードウェイと銃弾」(1995)  ウッディ・アレン監督
「ユージャル・サスペクツ」(1995)  ブライアン・シンガー監督
「イングリッシュ・ペイシェント」(1996) アンソニー・ミンゲラ監督
「グース」(1996)  キャロル・バラード監督
「世界中がアイ・ラヴ・ユー」(1996) ウディ・アレン監督
「ゲット・オン・ザ・バス」(1996)  スパイク・リー監督
「スリング・ブレイド」(1996)ビリー・ボブ・ソーントン監督
「デスペラード」(1996)ロバート・ロドリゲス監督
「リストランテの夜」(1996)キャンベル・スコット、スタンリー・トゥッチ監督
「ローズウッド」(1996)ジョン・シングルトン監督
「アミスタッド」(1997)スティーヴン・スピルバーグ監督
「L.A.コンフィデンシャル」(1997) カーティス・ハンソン監督
「スライディング・ドア」(1997) ピーター・ホーウィット監督
「世界中がアイ・ラヴ・ユー」(1997) ウッディ・アレン監督
「フェイク」(1997) マイク・ニューウェル監督
「レッド・コーナー 北京のふたり」(1997)ジョン・アヴネット監督
「恋愛小説家」(1997) ジェイムズ・L・ブルックス監督
「アンツ」(1998) エリック・ダーネル、ティム・ジョンソン監督
「この森で、天使はバスを降りた」(1998) リー・デビッド・ズロートフ監督
「恋におちたシェイクスピア」(1998) ジョン・マッデン監督
「クレイジー・イン・アラバマ」(1998)アントニオ・バンデラス監督
「サイモン・バーチ」(1998) マーク・スティーブン・ジョンソン監督
「シン・レッド・ライン」(1998) テレンス・マリック監督
「タイタニック」(1998)  ジェームズ・キャメロン監督
「プライベート・ライアン」(1998) スティーヴン・スピルバーグ監督
「モンタナの風に抱かれて」(1998) ロバート・レッドフォード監督
「ユー・ガット・メール」(1998) ノーラ・エフロン監督
「ギャラクシー・クエスト」(1999) ディーン・パリーゾー監督
「アイアン・ジャイアント」(1999) ブラッド・バード監督
「ツイン・フォールズ・アイダホ」(1999)マイケル・ポーリッシュ監督
「ノッティングヒルの恋人」(1999) ロジャー・ミッチェル監督
「ムッソリーニとお茶を」(1999) フランコ・ゼフィレッリ監督
「マグノリア」(1999) ポール・トーマス・アンダーソン監督
「インサイダー」(1999) マイケル・マン監督
「彼女を見ればわかること」(1999)  ロドリゴ・ガルシア監督
「ストレイト・ストーリー」(1999) デヴィッド・リンチ監督
「サイダー・ハウス・ルール」(1999)  ラッセ・ハレストレム監督

 

 

2021年9月12日 (日)

ゴブリンのこれがおすすめ 64 アメリカ映画(1)1969年まで

「犬の生活」(1918) チャールズ・チャップリン監督
「キッド」(1921) チャールズ・チャップリン監督
「極北の怪異」(1922) ロバート・フラハティ監督
「血と砂」(1922)  フレッド・ニブロ監督
「黄金狂時代」(1925)  チャールズ・チャップリン監督
「ジャズ・シンガー」(1927)アラン・クロスランド監督
「西部戦線異状なし」(1930) ルイス・マイルストン監督
「モロッコ」(1930) ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督
「間諜X27」(1931) ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督
「街の灯」(1931) チャールズ・チャップリン監督
「グランド・ホテル」(1932) エドマンド・グールディング監督
「上海特急」(1932)ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督
「我輩はカモである」(1933) レオ・マッケリー監督
「或る夜の出来事」(1934) フランク・キャプラ監督
「男の敵」(1935) ジョン・フォード監督
「オペラハット」(1936) フランク・キャプラ監督
「激怒」(1936)フリッツ・ラング監督
「モダン・タイムス」(1936) チャールズ・チャップリン監督
「暗黒街の弾痕」(1937) フリッツ・ラング監督
「オーケストラの少女」(1937) ヘンリー・コスター監督
「ステージ・ドア」(1937) グレゴリー・ラ・カーヴァ監督
「赤ちゃん教育」(1938) ハワード・ホークス監督
「我が家の楽園」(1938) フランク・キャプラ監督
「嵐が丘」(1939) ウィリアム・ワイラー監督
「駅馬車」(1939) ジョン・フォード監督
「オズの魔法使い」(1939) ヴィクター・フレミング監督
「風と共に去りぬ」(1939) ヴィクター・フレミング監督
「スミス都へ行く」(1939) フランク・キャプラ監督
「ニノチカ」(1939) エルンスト・ルビッチ監督
「怒りの葡萄」(1940) ジョン・フォード監督
「チャップリンの独裁者」(1940) チャールズ・チャップリン監督
「ヒズ・ガール・フライデー」(1940)ハワード・ホークス監督
「ファンタジア」(1940) ベン・シャープスティーン監督
「レベッカ」(1940) アルフレッド・ヒッチコック監督
「偽りの花園」(1941) ウィリアム・ワイラー監督
「サリヴァンの旅」(1941)プレストン・スタージェス監督
「市民ケーン」(1941) オーソン・ウェルズ監督
「血と砂」(1941) ルーベン・マムーリアン監督
「マルタの鷹」(1941) ジョン・ヒューストン監督
「わが谷は緑なりき」(1941) ジョン・フォード監督
「生きるべきか死ぬべきか」(1942) エルンスト・ルビッチ監督
「カサブランカ」(1942) マイケル・カーティス監督
「心の旅路」(1942) マーヴィン・ルロイ監督
「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」(1942) マイケル・カーティス監督
「死刑執行人もまた死す」(1943) フリッツ・ラング監督
「天国は待ってくれる」(1943) エルンスト・ルビッチ監督
「ガス燈」(1944) ジョージ・キューカー監督
「ローラ殺人事件」(1944) オットー・プレミンジャー監督
「飾り窓の女」(1944) フリッツ・ラング監督
「深夜の告白」(1944) ビリー・ワイルダー監督
「恐怖省」(1944) フリッツ・ラング監督
「毒薬と老嬢」(1944)  フランク・キャプラ監督
「失われた週末」(1945) ビリー・ワイルダー監督
「白い恐怖」(1945) アルフレッド・ヒッチコック監督
「南部の人」(1945) ジャン・ルノワール監督
「緋色の街/スカーレット・ストリート」(1945)フリッツ・ラング監督
「ブルックリン横丁」(1945) エリア・カザン監督
「ミルドレッド・ピーアース」(1945)マイケル・カーティス監督
「らせん階段」(1945) ロバート・シオドマク監督
「荒野の決闘」(1946) ジョン・フォード監督
「子鹿物語」(1946) クラレンス・ブラウン監督
「ナチス追跡」(1946) オーソン・ウェルズ監督
「我等の生涯の最良の年」(1946) ウィリアム・ワイラー監督
「ジェニーの肖像」(1947) ウィリアム・ディターレ監督
「十字砲火」(1947) エドワード・ドミトリク監督
「チャップリンの殺人狂時代」(1947) チャールズ・チャップリン監督
「逃亡者」(1947) ジョン・フォード監督
「虹をつかむ男」(1947) ノーマン・Z・マクロード監督
「若草物語」(1947) マーヴィン・ルロイ監督
「赤い河」(1948)ハワード・ホークス監督
「チャンピオン」(1948)マーク・ロブソン監督
「ママの想い出」(1948)ジョージ・スティーヴンス監督
「夜の人々」(1948)ニコラス・レイ監督
「罠ブルーム事件」(1948) エリッヒ・エンゲル監督
「アダム氏とマダム」(1949) ジョージ・キューカー監督
「オール・ザ・キングス・メン」(1949) ロバート・ロッセン監督
「三人の妻への手紙」(1949)  ジョセフ・L・マンキウィッツ監督
「戦場」(1949) ウィリアム・A・ウェルマン監督
「頭上の敵機」(1949) ヘンリー・キング監督
「白熱」(1949)ラオール・ウォルシュ監督
「アスファルト・ジャングル」(1950) ジョン・ヒューストン監督
「イブの総て」(1950) ジョゼフ・L・マンキウィッツ監督
「生まれながらの悪女」(1950)ニコラス・レイ監督
「サンセット大通り」(1950) ビリー・ワイルダー監督
「都会の牙」(1950) ルドルフ・マテ監督
「花嫁の父」(1950) ヴィンセント・ミネリ監督
「フォーサイト家の女」(1950) コンプトン・ベネット監督
「アフリカの女王」(1951) ジョン・ヒューストン監督
「探偵物語」(1951) ウィリアム・ワイラー監督
「巴里のアメリカ人」(1951) ヴィンセント・ミネリ監督
「陽のあたる場所」(1951) ジョージ・スティーヴンス監督
「見知らぬ乗客」(1951) アルフレッド・ヒッチコック監督
「赤い風車」(1952) ジョン・ヒューストン監督、英・米
「雨に唄えば」(1952) スタンリー・ドーネン、ジーン・ケリー監督
「愛しのシバよ帰れ」(1952) ダニエル・マン監督
「オーソン・ウェルズのオセロ」(1952) オーソン・ウェルズ監督
「静かなる男」(1952) ジョン・フォード監督
「悪人と美女」(1952) ヴィンセント・ミネリ監督
「真昼の決闘」(1952) フレッド・ジンネマン監督
「ライムライト」(1952) チャールズ・チャップリン監督
「あの高地を取れ」(1953) リチャード・ブルックス監督
「シェーン」(1953) ジョージ・スティーヴンス監督
「終着駅」(1953) ヴィットリオ・デ・シーカ監督、アメリカ・イタリア
「ローマの休日」(1953) ウィリアム・ワイラー監督
「裏窓」(1954) アルフレッド・ヒッチコック
「喝采」(1954) ジョージ・シートン監督
「ケイン号の叛乱」(1954) エドワード・ドミトリク監督
「仕組まれた罠」(1954)フリッツ・ラング監督
「ダイヤルMを廻せ!」(1954)アルフレッド・ヒッチコック監督
「長い灰色の線」(1954) ジョン・フォード監督
「裸足の伯爵夫人」(1954) ジョゼフ・L・マンキウィッツ監督
「波止場」(1954) エリア・カザン監督
「ホワイト・クリスマス」(1954) マイケル・カーティス監督
「エデンの東」(1955) エリア・カザン監督
「黄金の腕」(1955) オットー・プレミンジャー監督
「狩人の夜」(1955)チャールズ・ロートン監督
「軍法会議」(1955)オットー・プレミンジャー監督
「ピクニック」(1955) ジョシュア・ローガン監督
「必死の逃亡者」(1955) ウィリアム・ワイラー監督
「ベニイ・グッドマン物語」(1955) ヴァレンタイン・デイヴィス監督
「理由なき反抗」(1955) ニコラス・レイ監督
「愛情物語」(1956)  ジョージ・シドニー監督
「現金に体を張れ」(1956) スタンリー・キューブリック監督
「攻撃」(1956) ロバート・アルドリッチ監督
「ジャイアンツ」(1956) ジョージ・スティーヴンス監督
「捜索者」(1956) ジョン・フォード監督
「八十日間世界一周」(1956) マイケル・アンダーソン監督
「眼下の敵」(1957)ディック・パウエル監督
「十二人の怒れる男」(1957) シドニー・ルメット監督
「情婦」(1957) ビリー・ワイルダー監督
「成功の甘き香り」(1957) アレクサンダー・マッケンドリック監督
「翼よ!あれが巴里の灯だ」(1957) ビリー・ワイルダー監督
「突撃」(1957) スタンリー・キューブリック監督
「昼下りの情事」(1957) ビリー・ワイルダー監督
「武器よさらば」(1957) チャールズ・ヴィダー監督
「めぐり逢い」(1957)レオ・マッケリー監督
「熱いトタン屋根の猫」(1958) リチャード・ブルックス監督
「大いなる西部」(1958) ウィリアム・ワイラー監督
「旅路」(1958) デルバート・マン監督
「手錠のままの脱獄」」(1958) スタンリー・クレイマー監督
「めまい」(1958) アルフレッド・ヒッチコック監督
「老人と海」(1958) ジョン・スタージェス監督
「或る殺人」(1959) オットー・プレミンジャー監督
「アンネの日記」(1959) ジョージ・スティーヴンス監督
「5つの銅貨」(1959) メルヴィル・シェイヴルソン監督
「騎兵隊」(1959) ジョン・フォード監督
「渚にて」(1959)スタンリー・クレイマー監督
「尼僧物語」(1959)フレッド・ジンネマン監督
「果てしなき夢」(1959)ジョセフ・アンソニー監督
「北北西に進路を取れ」(1959) アルフレッド・ヒッチコック監督
「真夏の夜のジャズ」(1959) バート・スターン監督
「ワーロック」(1959) エドワード・ドミトリク監督
「明日なき十代」(1960) ジョン・フランケンハイマー監督
「アパートの鍵貸します」(1960) ビリー・ワイルダー監督
「アメリカの影」(1960)  ジョン・カサヴェテス監督
「アラモ」(1960) ジョン・ウェイン監督
「鏡の中の犯罪」(1960) リチャード・フライシャー監督
「風の遺産」(1960) スタンリー・クレイマー監督
「荒野の七人」(1960) ジョン・スタージェス監督
「孤独な関係」(1960) マーク・ロブスン監督
「サイコ」(1960) アルフレッド・ヒッチコック監督
「最後の航海」(1960) アンドリュー・L・ストーン監督
「スパルタカス」(1960) スタンリー・キューブリック監督
「バターフィールド8」(1960) ダニエル・マン監督
「蛇皮の服を着た男」(1960) シドニー・ルメット監督
「ウエストサイド物語」(1961) ロバート・ワイズ監督
「噂の二人」(1961) ウィリアム・ワイラー監督
「エル・シド」(1961) アンソニー・マン監督
「荒野を歩け」(1961) エドワード・ドミトリク監督
「青春の旅情」(1961) ホセ・ファーラー監督
「草原の輝き」(1961) エリア・カザン監督
「底抜けもててもてて」(1961) ジェリー・ルイス監督
「ナバロンの要塞」(1961)J・リー・トンプソン監督
「ハスラー」(1961)ロバート・ロッセン監督
「ニュールンベルグ裁判」(1961) スタンリー・クレイマー監督
「非情の町」(1961) ゴットフリード・ラインハルト監督
「欲望という名の電車」(1961) エリア・カザン監督
「アラバマ物語」(1962) ロバート・マリガン監督
「奇跡の人」(1962) アーサー・ペン監督
「史上最大の作戦」(1962) ケン・アナキン監督、他
「終身犯」(1962) ジョン・フランケンハイマー監督
「侵入者」(1962)ロジャー・コーマン監督
「ちびっこ天使」(1962)ガワー・チャンピオン監督
「リバティ・バランスを射った男」(1962)ジョン・フォード監督
「あなただけ今晩は」(1963) ビリー・ワイルダー監督
「アルトナ」(1963) ヴィットリオ・デ・シーカ監督
「逆転」(1963) マーク・ロブソン監督
「大脱走」(1963) ジョン・スタージェス監督
「ディメンシャ13」(1963) フランシス・フォード・コッポラ監督
「鳥」(1963) アルフレッド・ヒッチコック監督
「ニューヨークの休日」(1963) ピーター・テュークスベリー監督
「野のユリ」(1963) ラルフ・ネルソン監督
「ピンクの豹」(1963) ブレイク・エドワーズ監督
「五月の七日間」(1964) ジョン・フランケンハイマー監督
「最後の勝利者」(1964) フランクリン・J・シャフナー監督
「シャイアン」(1964) ジョン・フォード監督
「大列車作戦」(1964) ジョン・フランケンハイマー監督
「トプカピ」(1964) ジュールス・ダッシン監督
「日曜日には鼠を殺せ」(1964) フレッド・ジンネマン監督
「マイ・フェア・レディ」(1964) ジョージ・キューカー監督
「メリー・ポピンズ」(1964) ロバート・スティーブンソン監督
「駆逐艦ベッドフォード作戦」(1965) ジェームズ・B・ハリス監督
「サウンド・オブ・ミュージック」(1965) ロバート・ワイズ監督
「シェナンドー川」(1965) アンドリュー・V・マクラグレン監督
「ドクトル・ジバゴ」(1965) デヴィッド・リーン監督、アメリカ・イタリア
「飛べフェニックス」(1965) ロバート・アルドリッチ監督
「バルジ大作戦」(1965)ケン・アナキン監督
「ビッグ・トレイル」(1965) ジョン・スタージェス監督
「ボーイング・ボーイング」(1965) ジョン・リッチ監督
「動く標的」(1966)ジャック・スマイトジャック・スマイト監督
「おしゃれ泥棒」(1966)ウィリアム・ワイラー監督
「オーソン・ウェルズのフォルスタッフ」(1966)オーソン・ウェルズ監督
「将軍たちの夜」(1966)アナトール・リトヴァク監督
「逃亡地帯」(1966) アーサー・ペン監督
「ホテル」(1966) リチャード・クワイン監督
「夜空の大空港」(1966)ウィリアム・グレアム監督
「インディアン狩り」(1967) シドニー・ポラック監督
「俺たちに明日はない」(1967) アーサー・ペン監督
「下り階段を上れ」(1967) ロバート・マリガン監督
「暗くなるまで待って」(1967) テレンス・ヤング監督
「質屋」(1967) シドニー・ルメット監督
「卒業」(1967) マイク・ニコルズ監督
「バージニア・ウルフなんかこわくない」(1967) マイク・ニコルズ監督
「招かれざる客」(1967) スタンリー・クレイマー監督
「夕陽よ急げ」(1967) オットー・プレミンジャー監督
「夜の大捜査線」(1967) ノーマン・ジュイソン監督
「裏切り鬼軍曹」(1968) バズ・キューリック監督
「泳ぐ人」(1968) フランク・ペリー監督
「絞殺魔」(1968) リチャード・フライシャー監督
「猿の惑星」(1968) フランクリン・J・シャフナー監督
「太陽の暗殺者」(1968) シドニー・J・フューリー監督
「脱走山脈」(1968) マイケル・ウィナー監督
「2001年宇宙の旅」(1968) スタンリー・キューブリック監督
「ニューヨークの大停電」(1968) ハイ・アヴァーバック監督
「フィクサー」(1968) ジョン・フランケンハイマー監督
「ローズマリーの赤ちゃん」(1968) ロマン・ポランスキー監督
「明日に向かって撃て」(1969) ジョージ・ロイ・ヒル監督
「1000日のアン」(1969) チャールズ・ジャロット監督
「ジョンとメリー」(1969) ピーター・イェーツ監督
「男の闘い」(1969) マーティン・リット監督
「真夜中のカウボーイ」(1969) ジョン・シュレシンジャー監督

2021年9月 1日 (水)

先月観た映画 採点表(2021年8月)

「カビリアの夜」(1957)フェデリコ・フェリーニ監督、イタリア ★★★★☆
「シェイクスピアの庭」(2018)ケネス・ブラナー監督、イギリス ★★★★☆
「ジャスト6.5 闘いの証」(2019)サイード・ルスタイ監督、イラン★★★★☆
「夢の中の恐怖」(1945)ベイジル・ディアデン、他、監督、イギリス ★★★★△
「世界で一番しあわせな食堂」(2019)ミカ・カウリスマキ監督、フィンランド・英・中国 ★★★★△
「秘密への招待状」(2020)バート・フレインドリッチ監督、アメリカ ★★★★△
「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」(2011)マテイ・ミナーチェ監督、チェコ・スロバキア ★★★★△
「ウォーデン 消えた死刑囚」(2019)ニマ・ジャヴィディ監督、イラン ★★★★△
「ジャッジ 裁かれる判事」(2014)デヴィッド・ドプキン監督、アメリカ ★★★★△
「私は確信する」(2018)アントワーヌ・ランボー監督、フランス・ベルギー ★★★★△
「ある天文学者の恋文」(2016)ジュゼッペ・トルナトーレ監督、イタリア ★★★★△
「ハリエット」(2019)ケイシー・レモンズ監督、アメリカ ★★★★△
「ジョジョ・ラビット」(2019)タイカ・ワイティティ監督、アメリカ・ドイツ ★★★★△
「ダーク・プレイス」(2015)ジル・パケ=ブランネール監督、英・仏・米 ★★★★
「グランド・プロミス 23年後の再会」(2017)ホルヘ・ラミレス・スアレス監督、メキシコ ★★★★
「てんやわんや」(1950)渋谷実監督、日本 ★★★★
「アウェイク」(2007)ジョビー・ハロルド監督、アメリカ ★★★★
「吸血鬼ドラキュラ」(1958)テレンス・フィッシャー監督、イギリス ★★★★
「レディ・プレイヤー1」(2018)スティーヴン・スピルバーグ監督、アメリカ ★★★★
「オーシャンと十一人の仲間」(1960)ルイス・マイルストン監督、アメリカ ★★★★
「リベリオン」(2002)カート・ウィマー監督、アメリカ ★★★★
「奴らを高く吊るせ!」(1968)テッド・ポスト監督、アメリカ ★★★★
「フロンテラ・アスール」(2018)ホルヘ・カルモナ、ティト・コスター監督、ペルー ★★★★
「search/サーチ」(2018)アニーシュ・チャガンティ監督、アメリカ ★★★★▽
「バグダッド・スキャンダル」(2018)ペール・フライ監督、デンマーク・米・カナダ ★★★★▽
「フェア・ゲーム」(1995)アンドリュー・サイプス監督、アメリカ ★★★☆
「シュシュシュの娘」(2021)入江悠監督、日本 ★★★☆
「すばらしき映画音楽たち」(2016)マット・シュレイダー監督、アメリカ ★★★

 

主演男優
 5 ケネス・ブラナー「シェイクスピアの庭」
   ペイマン・モアディ「ジャスト6.5 闘いの証」
   ローマン・グリフィン・デイヴィス「ジョジョ・ラビット」
   チュー・パクホン「世界で一番しあわせな食堂」
   ロバート・ダウニーJr「ジャッジ 裁かれる判事」
   ピーター・カッシング「吸血鬼ドラキュラ」
   クリストファー・リー「吸血鬼ドラキュラ」
   フアン・マヌエル・ベルナル「グランド・プロミス 23年後の再会」
   ナヴィド・モハマドザデー「ウォーデン 消えた死刑囚」
 4 クリスチャン・ベイル「リベリオン」
   フランソワ・ペリエ「カビリアの夜」
   佐野周二「てんやわんや」
   テオ・ジェームズ「バグダッド・スキャンダル」
   クリント・イーストウッド「奴らを高く吊るせ!」

主演女優
 5 ジュリエッタ・マシーナ「カビリアの夜」
   ミシェル・ウィリアムズ「秘密への招待状」
   シンシア・エリヴォ「ハリエット」
   ジュリアン・ムーア「秘密への招待状」
   マリナ・フォイス「私は確信する」
 4 アンナ=マイヤ・トゥオッコ「世界で一番しあわせな食堂」
   シャーリーズ・セロン「ダーク・プレイス」

助演男優
 5 カリ・ヴァーナネン「世界で一番しあわせな食堂」
   ナヴィド・モハマドザデー「ジャスト6.5 闘いの証」
   ロバート・デュヴァル「ジャッジ 裁かれる判事」
   ビリー・ボブ・ソーントン「ジャッジ 裁かれる判事」
   ベン・ジョンソン「奴らを高く吊るせ!」
   パット・ヒングル「奴らを高く吊るせ!」
 4 シーザー・ロメロ「オーシャンと十一人の仲間」
   ベン・キングズレー「バグダッド・スキャンダル」
   オリヴィエ・グルメ「私は確信する」
   エド・ベグリー「奴らを高く吊るせ!」

助演女優
 5 レナ・オリン「アウェイク」
   ジュディ・デンチ「シェイクスピアの庭」
   キャスリン・ワイルダー「シェイクスピアの庭」
   淡島千景「てんやわんや」
   クロエ・グレース・モレッツ「ダーク・プレイス」
 4 スカーレット・ヨハンソン「ジョジョ・ラビット」
   パリナズ・イザディアール「ウォーデン 消えた死刑囚」

 

 

2021年8月28日 (土)

これから観たい&おすすめ映画・BD(21年9月)

【新作映画】公開日
8月20日
 「リル・バック ストリートから世界へ」(2019)ルイ・ウォレカン監督、フランス・アメリカ
8月21日
 「大地と白い雲」(2019)ワン・ルイ監督、中国
 「スザンヌ、16歳」(2020)スザンヌ・ランドン監督、フランス
 「シュシュシュの娘」(2021)入江悠監督、日本
8月27日
 「サマー・オブ・ソウル」(2021)アミール・“クエストラヴ”・トンプソン監督、アメリカ
 「岬のマヨイガ」(2021)川面真也監督、日本
 「白頭山大噴火」(2019)イ・ヘジュン、他、監督、韓国
 「ショック・ドゥ・フューチャー」(2019)マーク・コリン監督、フランス
 「沈黙のレジスタンス」(2020)ジョナタン・ヤクボウィッツ監督、米・英・独
 「鳩の撃退法」(2021)タカハタ秀太監督、日本
 「アーヤと魔女」(2020)宮崎吾朗監督、日本
8月28日
 「華のスミカ」(2020)林隆太監督、日本
9月1日
 「あの夏のルカ」(2021)エンリコ・カサローザ監督、アメリカ
9月3日
 「アナザーラウンド」(2020)トマス・ヴィンターベア監督、デンマーク・スウェーデン・オランダ
 「テーラー 人生の仕立て屋」(2020)ソニア・リザ・ケンターマン監督、ギリシャ・独・ベルギー
 「モンタナの目撃者」(2021)テイラー・シェリダン監督、アメリカ
 「その日、カレーライスができるまで」(2021)清水康彦監督、日本
 「くじらびと」(2021)石川梵監督、日本
9月10日
 「鹿の王 ユナと約束の旅」(2020)安藤雅司、宮地昌幸監督、日本
 「ブライズ・スピリット」(2020)エドワード・ホール監督、イギリス
 「浜の朝日の嘘つきどもと」(2021)タナダユキ監督、日本(2021)
9月11日
 「ミッドナイト・トラベラー」(2019)ハッサン・ファジリ監督、米・カタール・カナダ・英
9月17日
 「アイダよ、何処へ?」(2020)ヤスミラ・ジュバニッチ監督、ボスニア・ヘルツェゴビナ・他
 「偽りの隣人 ある諜報員の告白」(2020)イ・ファンギョン監督、韓国
 「レミニセンス」(2021)リサ・ジョイ監督、アメリカ
 「スイング・ステート」(2020)ジョン・スチュワート監督、アメリカ
 「君は永遠にそいつらより若い」(2021)吉野龍平監督、日本
 「由宇子の天秤」(2020)春本雄二郎監督、日本
 「マスカレード・ナイト」(2021)鈴木雅之監督、日本
 「トムボーイ」(2011)セリーヌ・シアマ監督、フランス
10月1日
 「TOVE/トーベ」 (2020) ザイダ・バリルート監督、フィンランド・スウェーデン

【新作DVD・BD】レンタル開始日
8月25日
 「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」ゲロ・フォン・ベーム監督、ドイツ
 「騙し絵の牙」(2020)吉田大八監督、日本
 「ばるぼら」(手塚眞監督、日・独・英)
 「しあわせまでの距離」チャン・ムニル監督、韓国
 「ヒトラーに盗られたうさぎ」(カロリーヌ・リンク監督、ドイツ)
9月3日
 「DAU、ナターシャ」(イリヤ・フルジャノフスキー監督、独・ウクライナ・英・露)
 「21ブリッジ」(2019)ブライアン・カーク監督、中国・米
 「ドリームランド」(2019)マイルズ・ジョリス・ペイラフィット監督、アメリカ
 「ミナリ」(リー・アイザック・チョン監督、アメリカ)
 「約束の宇宙」(アリス・ウィンクール監督、フランス
 「ワン・モア・ライフ!」(ダニエーレ・ルケッティ監督、イタリア)
 「家なき子 希望の歌声」(アントワーヌ・ブロシエ監督、フランス)
 「アウトポスト」(ロッド・ルーリー監督、アメリカ)、アメリカ)
 「異端の鳥」(2018)ヴァーツラフ・マルホウル監督、チェコスロヴァキア・ウクライナ
9月8日
 「グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告」(2020)ティム・ヒル監督、アメリカ
9月15日
 「夏時間」(ユン・ダンピ監督、韓国)
9月24日
 「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」(2020)ジョージ・ギャロ監督、アメリカ
9月29日
 「太陽は動かない」(羽住英一郎監督、日本)
10月6日
 「アオラレ」(2020)デリック・ポルテ監督、アメリカ
 「アンモナイトの目覚め」(2020)フランシス・リー監督、イギリス
 「サンドラの小さな家」(2020)フィリダ・ロイド監督、アイルランド・イギリス
 「パーム・スプリングス」(2020)マックス・バーバコウ監督、米・香港
 「ハッピー・バースデー 家族のいる時間」(セドリック・カーン監督、フランス)
 「パリの調香師 しあわせの香を探して」(グレゴリー・マーニュ監督、フランス)
 「ファーザー」(2020)フロリアン・ゼレール監督、英・仏
 「僕が跳びはねる理由」(2020)ジェリー・ロスウェル監督、イギリス
 「わたしの叔父さん」(フラレ・ピーダセン監督、デンマーク)
 「すばらしき世界」(西川美和監督、日本)
 「大コメ騒動」(本木克英監督、日本)
10月15日
 「くれなずめ」(2021)松居大悟監督、日本

【旧作DVD・BD】発売日
8月25日
 「ある愛の詩」(1970)アサー・ヒラー監督、アメリカ
 「シャルル・ボワイエ」(36~43)フランク・ボーゼージ、他
  収録作品:「沙漠の花園」「征服」「歴史は夜作られる」「裏街」「肉体と幻想」
8月27日
 「サウラ家の人々/ブニュエル~ソロモン王の秘宝」(2001,17)カルロス・サウラ、他、監督
 「ライフ・イズ・ミラクル」(2004)エミール・クストリッツァ監督、セルビア・モンテネグロ・仏
9月15日
 「トキワ荘の青春」(1995)市川準監督、日本

*色がついているのは特に注目している作品です。

 

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